2014年12月27日土曜日

医者と保育士は風邪をひかない?

昨日は、仕事納め、そして保育園も保育納めでした。年内は昨日が最後の保育でした。

毎年なのですが、最後の日は登園する子が少し減っています。先に仕事が休みになっているともう来ない子どもたちもいるのです。今年はさらに少なく・・・それは、会社の休みが長かったからではなく、風邪が大流行していたからです。インフルエンザと風邪でほぼ保育園の半分近くの子どもたちが休んでいました。保護者も体調を崩した人が多かったようです。

そんななかとても元気だったのが保育士のみなさん。一番子どもたちと接していて一番先に感染しても不思議はないのに、咳や鼻も出ず、ましてや熱を出す人などいなくみなさん元気に働いていらっしゃいました。

なんで風邪ひかないんですかねぇ。そういえば、一番上の子が小さい時は、子どもが風邪をひくと親も一緒になって風邪をひいていました。 最近は、そうでもなく子どもも鼻をたらすくらいで熱は出さず、親も体調を崩さず、親子でだいぶ丈夫になってきました。最初の頃、一緒にたくさん風邪をひいて免疫ができたのでしょう。

お医者さんが風邪をひかないのは、毎年たくさんの患者さんを診ているので免疫が強まっているからだと聞いたことがあります。きっと保育士のみなさんも子どもたちと毎日接していて強い免疫ができているのでしょうね。

今年の風邪は、我が家の子ども全員に移り、その後親もかかりました。保育士ほど強い免疫はつけていないことが分かり、まだまだ新米の親であることを痛感した今年でした。

いやぁ保育士さんって元気だな。

2014年12月19日金曜日

原因不明の湿疹が「アトピー」?

我が家の一番上の5歳の子と一番の下の1歳の子は、一年通して湿疹がでます。同じ生活をしていて真ん中の3歳の子はほとんどでません。

特に何かはっきりとした理由があるのか・・・というとはっきり結びつくものはありません。でも、乾燥する季節になったりとか、日焼けをしたりとか、便秘になったりとかという時に増える気がします。「湿疹ですね」ということでお薬をもらって湿疹が出ると塗って治すということを繰り返しています。

「湿疹が出ている」というと、「アトピー?」って聞いてくる人もいます。この答え困っちゃうんですよ。慢性的に繰り返しでている原因不明の湿疹ですので、「アトピー」って言えばアトピーです。でも、「アトピー」ですって言っちゃうと「大変ね」とか言われて後が面倒くさそうなので「いや、湿疹が・・・」と適当に私ももごもご・・・(おじいちゃん、おばあちゃんとか「アトピー」に強いイメージがあるようなので、心配させる必要もないというのもあります)

我が家のかかりつけの小児科医も「アトピー素因があるかもね」とは言っています。「アトピー」だ!というと何か急にことが重大になったように見えるからでしょうか。でも。アトピーだと症状に名前をつけてもつけなくても、対処は同じなのですよ。肌ケアをしっかりするのみ。

我が家のケアは、お風呂上りに湿疹が出ているところは処方してもらった薬を塗っています。その他は全身ワセリン塗りたくりベタベタ。薬は、ロコイドとヒルドイドの混合薬です。ロコイドは弱いステロイドです。ヒルドイドは保湿薬です。湿疹が出始めたらためらわず出始めにすぐに塗ることでだいぶ改善しています。5歳の子が1歳の時からこの薬のお世話になっていて、皮膚も少しずつ丈夫になってきたかなと思います。

頻繁に塗る薬なので、使用量が多いとまたもらいに行かなきゃ・・・とか使いすぎかな・・・とかためらうこともあるのですが、早めにしっかり塗った方が広からなくていい気がします。

湿疹とは長い付き合いが続きそうです。ブログでもたびたびこの話題を登場させようかと思います。

2014年12月18日木曜日

おもちゃのバスを探して・・・

もうすぐクリスマスです。5歳と3歳の上2人の子には、聞き取りの上、サンタさんへプレゼントを発注しました(笑)。一番下の1歳二男には何をあげようか・・・と考えました。誰よりもバスや車など乗り物が大好きなのでバスのおもちゃをあげること・・・いえいえ(笑)、サンタさんに頼むことにしました。

木のおもちゃがいいなと思い木のバスを探してみたのですが、これがなかなか欲しいイメージのものがないのです。それでも、プラスチック製のおもちゃは与えたくないのです。

条件は、3つ。しっかりとした大きさのあるもの。乗ったりしても壊れない丈夫で安全なもの。そして、あまりデフォルメされていない少しリアルなバスの形をしたもの。候補に挙がったのが、海外からはケラー社、デブレスカ社。日本からは、北見木材、スタジオノート、木遊舎。

ケラー社。いろいろなお店でよく見ました。お客さんを乗せなくてもいいんだよなぁ・・・お客さんだけなくなりそうだし。もっと幅があってしっかりしたのがイメージでした。

北見木材。バスはなかったのですが、車や飛行機など素敵でした。でも、やっぱり幅が細いし、もう一回り大きいのが希望。

スタジオノート。ビー玉がきれいで、素敵でした。が、リアルさと言う点でもう少し・・・

木遊舎。これもお客さんを乗せるタイプです。大変かわいいのですが、もっと無骨なものが欲しかったのです。

最終的に選んだのが、デブレスカ社のバスです。スウェーデンの会社だそうです。バスと言っても、ボンネットバスという古風な形なのですが、11×26×12cmと大きさもしっかりあり、そしてリアルさがあります。ということで、これに決定!あまり、取り扱っているお店が多くないものでした。

ネットで探して買ったものなので実物は親も見ていないのです。クリスマスが楽しみです。

2014年12月17日水曜日

『くまのパディントン』 こんな本読んでます。

前から家に絵本に書き下ろした、短く絵の多いものはあったのですが、福音館の出している原作版(というんでしょうかね?)は初めて読みます。一番上の子も5歳ですので、そろそろ絵本から少し長いお話も聞かせたいなと思っていたところ、おじいちゃん・おばあちゃんからのプレゼントです。さて、あきずに聞けるでしょうか。ささやかな、挑戦です。

この原作版だと挿絵も数ページに1つと少ないです。1章も20ページ以上と長いです。昨日までに1章「どうぞこのクマのめんどうをみてやってください」、2章「はじめてのおふろ」、3章「パディントン地下鉄に乗る」の途中まで読んできています。本当は1回に1章読みたいのですが、読んでみると30分以上かかるので1章を2回に分けて読んでいます。それでも長くて、ある日は3歳長男は途中で寝てしまいました・・・

ストーリーはここで書くまでもないほど有名ではありますが・・・イギリス、ロンドンはパディントン駅でブラウンさんとブラウンさんの奥さんは小さなクマと出あいます。「どうぞこのクマのめんどうをみてやってください」という札を見て、ブラウンさん一家と一緒に住むことになりました・・・

読んでいる私がおかしくなって読みながら笑っています。5歳長女も爆笑ですよ。そんな様子を妻は呆れて見ています・・・読んでみると、言い回しや単語の難しいところも出てきますが、長いお話への挑戦は今のところ成功!と言っていいじゃないでしょうか。あんな本も読みたいという希望もあるのですが、ゆっくり進みたいと思います。

ついでに、実写映画化された?される?という話があるようですが、好きなお話ってなかなか映画を見る気にならないんですよねぇ。ということで、映画の方はまったく子どもに見せる気も自分も見る気もなし!

2014年12月16日火曜日

「子育て世代」としての不安

選挙が終わりました。

終わってから思うこと。終わってからでは遅いということ。

政府の政権のあり方で、私や子どもの生活に影響が出てくることって多いのです。それは、消費税や景気ばかりではありません。保育園をはじめとする子育て支援制度のこと、学校での教育内容のこと。今だけではなく、10年後、20年後自分の子どもたちにどんな世界を残すのか、どうやったら幸せな世界をつくることができるのか、考えています。

10年後、20年後に子どもたちから「なんで今の世界はこうなってるの?」「その時お父さんは何をしたの?」と聞かれたときに答えられるように声を出して行きたいと思います。


『ねこざかなのクリスマス』 こんな本読んでいます。

季節外れの絵本を選んできた弟を横目に、”これなら合ってるかな”と言ってお姉ちゃんはこの本を持ってきました。『ねこざかなのクリスマス』。

ねこがさかなの中に入って「ねこざかな」になるというなんともシュールな設定です。シリーズで何冊もあるようですね。ということは結構人気なのかな。

「ねこざかな」が出かけると港はクリスマス。船のクリスマスツリーを見とれているとお腹もすき眠くなり、ツリーに下げてある靴下の中で寝てしまいます。そこへ、サンタクロースがやってきて・・・

飛び出す絵本です。子どもがいじるので細かい所はすぐに破れてしまいますよね・・・「ねこざかな」という設定のおもしろさで押している絵本かなと思います。

勝手におすすめ度 ★★★☆☆

『ねこざかなのクリスマス』わたなべゆういち作絵、フレーベル館(2003年)

2014年12月11日木曜日

『ピッキーとポッキー』 こんな本を読んでます。

昨日の夜、3歳長男が選んできたのはこの絵本でした。『ピッキーとポッキー』。うさぎのピッキーとポッキーがもぐらのふうちゃんを誘ってお花見に行くお話です。なんとも季節はずれ・・・

絵に不思議なあじがあります。すかんぽ、れんげ、くすのき・・・といろいろな植物の名前が出てきますが、聞いててイメージできているのかな。絵の抽象度が高いので、そんなことも思います。

途中、さくらまで行く道が「もくれんのきのところをみぎにまがるみちと、ひだりにまがるみちです。」とあるのですが、ページをめくると3人は「でも、3人は、ちかみちをして、なのはなばたけをとおって・・・」とあって、おい、どっちも行かないのかい!っと突っ込みたくなります(笑)。

父の私としては、嫌いではないですがそんなに高評価でもない絵本です。絵の雰囲気が好みではないのかもしれません。

『ピッキーとポッキー』あらしやまこうざぶろう文 /あんざいみずまる絵、福音館書店(1993年)

勝手にお勧め度 ★★★☆☆

2014年12月9日火曜日

『サンタクロースと小人たち』 こんな本読んでます。

楽しい話題も載せようと新しいカテゴリを作ってみました。

毎晩、寝る前に絵本の読み聞かせをしています。教育効果だとか親子の愛情だとか、「いいこと」として読み聞かせが世間では語られていますが、我が家で読んでいる最大の理由は私が読みたい、読ませて聞かせたいだけです。

でも、何を読むかは1人1冊読みたい本を選ばせています。私が好きでない本だとちょっと機嫌が悪くなります。私が好きな本だと読むのにも力が入ります。そんなもんです。このブログでは、どんな本を選んできたか紹介します。リアル5歳児と3歳児の好きな本が並びます。で、父の勝手な好き嫌い判定もしたいと思います・・・

初登場は、『サンタクロースと小人たち』。持ってきたのは5歳長女。

フィンランドの人知れぬ里にサンタクロースと小人たちが住んでいて、世界中の子どもたちのクリスマスプレゼントを作っています。

ストーリーというほどのストーリーはないのですが、子どもたちの願いを聞いて、おもちゃを作ってという光景がかわいい絵と一緒に展開していきます。

最後の方に、クリスマスには「アーモンド入りのおかゆ」を食べるというくだりがあります。そこには3歳長男がいつも「アーモンド入りのおかゆ!」と大興奮します。今年のクリスマスにはアーモンド入りのおかゆを作ることになりそうです(笑)

我が家では、サンタクロースと小人たちがプレゼントを作って持って来てもらっていることにしています。5歳長女はどこまで信じているのかな(笑)

『サンタクロースと小人たち』マウリ・クンナス(フィンランド)作絵、偕成社(1981)

勝手にお勧め度 ★★★★★

2014年11月30日日曜日

子どもの夢

札幌市が2つの大きな事業をすることを決めました。1つは、冬季オリンピックの招致。もう1つは、円山動物園への象の再導入です。

2つとも元気になるような、夢を与えるような前向きの事業のように捉えられているように思います。「子どもに夢を」とか「次代に夢」をとか。でもね、なんかね。すっきり賛成できないのですよ、この話。

まずオリンピックから。

札幌市民ってウィンタースポーツそんなに好きでしたっけ?7年前の2007年にノルディック世界選手権大会が開かれました。私はいくつか観戦に行っ たのですが、客席は悲しいくらいガラガラでした。2年おきに開催されていてヨーロッパではかなり人気のある大会だそうですよ。でも、札幌ではまったくお客 さんが集まりませんでした。ジャンプやクロスカントリーというノルディック競技ばかりで日本で人気のフィギュアやスピードスケートがないということもあり ますが、ウィンタースポーツにこの程度の関心しかないのになんで冬季オリンピックを呼ぶんですかね。


ちょっとお金の話もします。オリンピックの招致では札幌市が施設整備などで最低でも700億円の負担が生じるそうです。施設を作ったあとその施設の管理費が毎年かかることも考えておかないといけないでしょう。お金がかかるからすぐに反対とは言いませんが、これから人口が減少していく社会を迎え限られた予算の中でやりくりをしていくことを考えたとき、オリンピックに合わせた施設を維持していくことがその後も優先順位の高いお金の使い方であり続けるでしょうか。そんなに好きでもないウィンタースポーツに毎年お金をかけ続けられますか。

次に象の話。

象の再導入では、象舎の建設に20億円、毎年の餌代に2,000万円だそうです。繁殖のために4頭ほど飼育するそうですので1頭あたりの食費が年500万円ですか・・・本当に円山動物園に象が必要なのかな。札幌らしい北国動物を集めてもいいような気がします。

 子どもの夢って?

最初にも書きましたが、オリンピックでも象のことでも「子どもに夢を」と「子ども」と「夢」が理由に使われます。「子どもの夢」ってオリンピックが開かれることや動物園に象がいることなんですか?オリンピックもその時は楽しいでしょう。象も見に行けば喜ぶでしょう。でも、その時だけの一時の楽しさな気がします。

良い保育環境に子どもたちが育つこと。小学校の校庭に日が差すこと。給食の誤食で窒息しないこと。そんな当たり前の日常のなかでひとりひとりが輝いていくこと。そこに「子どもの夢」が育っていくように思います。

大人がやりたいこと、一時の楽しさを「子どもの夢」と簡単に呼んで欲しくないと思います。

2014年11月5日水曜日

どんな保育園がいい保育園か?

お子さんを来年度から保育園に入れようとして、保育園の見学に回っている人も多いと思います。

役所なども「保育園の見学をしてください」と言われますし、子どもたちが一日の大半を過ごす保育園です。自身もいいところに預けたいと思っていると思います。1日とか保育園の様子を見ることができたらいいのだろうと思いますが、だいたいは保育園に行って園長先生から説明を受けて書く月齢のクラスを一通り見て30分から1時間もないと思います。

それで判断できるのでしょうか。初めての子どもで初めて保育園に行って、何を見て、何を基準に保育園を選んだらいいかよく分からないのも事実です。

子どもたちの様子を見るとか、どんなおもちゃで遊んでいるかとか、整理整頓がされているかとか・・・まぁ見て回れる項目もありますし、それはたぶん他の人も書いているでしょう。だから、この記事では触れません。

私が、一番参考にしたらいいと思うことは保育園の転園した子どもの数です。

待機児童も多く、最初に入ることができた保育園が第一希望でなかったり、自宅から遠いため、など一度入園してから転園する子もいます。確かに転園する子もいます。でも、この転園する子が多い保育園と少ない保育園があるのです。

転園の理由は、自宅に近いところに転園します・・・たか、確かに表向きの理由はそうなのですが、本当にそうなのでしょうか。

ある保育園の話です。700mくらい離れたところにある別の保育園に、自宅が近いからと言って転園した子がいました。700mの差は大きいのかもしれません。本当に近い所が良かったのかもしれません。でも、子どもが喜んで通っていて、親も満足している保育園だったら、わざわざ転園させたでしょうか。

これは、また別の保育園の話。この保育園は0歳児クラスから卒園までほとんど子どもの入れ替わりはありません。この保育園は少人数ということや立地がいいということもありますが、自宅が遠くても6年間通わせている人が多いです。どうして、家から近い保育園に転園させないのでしょうか。

子どもが楽しそうに通っていて、親もそれを見て満足であれば、子どもの環境を変えたくなく、多少通うのが大変でも通わせ続けることが多いように思います。「自宅から遠いので転園します」というのは、誰に言っても角が立たない理由です。

保育園を選ぶときに何が一番重要なのかという基準は人それぞれですが、通わせている親が満足しているかを計る一つの指標として転園の数というのは聞いておいてもいいかもしれません。(もちろん、転園の数が多くてもいい保育園はあると思いますし、それだけで保育園の良い・悪いが分かるわけではないのですが・・・)

2014年10月22日水曜日

うわっ!こんなCM見て登録する男性と結婚したくないなぁ

インターネットをしていて、表示された広告をみてそう思ってしまいました。当方男性ですが。

そのCM、男性の写真が載っていて「手作りご飯が食べたい・・・」「今夜もコンビニめし・・・嫁さん欲しいなあ」というO-net、いわゆる結婚相談所の広告です。



見ていて不快ではありませんか。飯くらい自分で作れ!嫁さんに料理を押し付けるな!と男性でも思います。生活力がなく差別的な意識を持っているから結婚できないんです、とか思ってしまいます。

この広告を見て「そうだよね」と思って登録する男性は、同じように生活力がなくて女性に家事を押し付けるでしょう。そんな男性とは結婚したくないですね。当方既婚だった(笑)。あっそれより男性なのでしようにも出来ませんが(笑)。

この会社、楽天グループのようです。IT業界では大手であるはずなのに、こうしたひどい広告を作成し、掲載する感覚が分かりません。

乳幼児健診の不快

少し前に一番下の子の1歳半健診でした。平日の日中という時間帯に仕事の融通をつけられるのは我が家では、父。今回も父が連れて行きました。何度も思うのですが、乳幼児健診に行くと不快になって帰ってきます。隠れた病気を発見するなどある程度は意味はあるのでしょうが・・・自治体の保健師ですかね、担当のみなさんのメンタリティが不快です。私の自治体だけでしょうか。大きく2つ。

◆子育ては母親の仕事と思ってませんか?
何かと、お母さんは?お母さんは?と聞かれます。父が連れて行くと、まず「お母さんは今日仕事ですか?」と聞かれます。そうです。仕事ですとも。母親が連れて行ったら「お父さんは今日仕事ですか?」って毎回聞きますか?

それだけでなく、他のことでも、例えば何か相談したいことは?という質問にも「お母さんは?」とすぐ聞いてくる・・・父が保護者として連れてきているんです。父もしっかり子どもに関わっています。

「子どものことはお母さんに聞かないと」という担当者の意識が大変不快です。男女共同参画とか言っていますが、自治体がこれでいいんですか。

◆平均に押し込もうとしていませんか?
身長、体重、言葉・・・「個人差がありますから」 と言いながら平均から少し離れると親が心配であること前提としていろいろ言ってきます。いやいや我が家では全然心配していないですから!平均から外れていても、自治体で配った母子手帳の成長曲線の標準の範囲内に入っていますし。虐待や病気などで身長・体重に影響がある場合もあると思いますが、どうもやり過ぎな指摘だと思います。

そして、このやり過ぎな指摘と上のお母さん・お母さんという意識が掛け合わされ、不快感マックスに。「お母さんどう思ってるんですか?」「今度お母さんと一緒に平日日中相談に・・・」父も子育てしてるんです。母が平日日中来れないので父が連れて来てるんです。

いろいろ罵倒したくなるのをぐっと堪えて健診会場を後にするのでした。あぁ不愉快。

2014年7月18日金曜日

5歳児保育料無償化 年収制限やめませんか 続編

昨日の投稿のつづきです。

昨日は年収制限付きの5歳児の保育料無償化という方針に、対象となる子とならない子が出てきて結果的にその家庭の収入が分かってしまうことに疑問を投げかけました。

私の立場としては保育料の無償化そのものには反対はしていないんですよ。年収制限を付けるというせこくてけちんぼでちんけなところを批判しているんです。

年収制限をなくして全員に給付すれば昨日の投稿のような問題は出てきません。でも、問題は財源のようですね・・・だから、せこ・・・(以下自粛)

年収制限に賛成する人の理由はたぶんこの2つだと思います。1つは、国が赤字のなか財源が足りないよという理由。もう1つは、十分な所得があるなら自分で払えばいいでしょという理由です。私はこう考えている人にもう一度考えてほしいのです。

年収制限って本当に「節約」になるの?
年収360万円以下の所得制限をつけると必要なお金は300億円くらいだそうです。5歳児全員を無償化すると2610億円かかるという試算だそうですね。確かにずいぶん減らすことができていますね。

でもこれは直接保育料の無償化に充てるお金しか計算されていないのではないでしょうか。誰が年収360万円以下か、誰がどう確認するのですか?それは、お役所の公務員でしょう。どの幼稚園・保育園に誰が行っているのか、そして1家庭ごとに年収がいくらか毎年確認して、お金を支給しないとこの制度は成り立ちません。事務作業に相当のお金が必要となるでしょう。

でも5歳児全員を無償化するのであれば、各施設ごとの5歳児の人数を確認して人数分のお金を振り込めばいいだけです。はるかに効率的だと思います。

簡単に言ってしまえば、年収制限を付けるというのは5歳児の無償化にではなく、公務員にお金を使え!と言っているようなものだと思います。もちろん事務費だけで残りの2300億が賄えるとは言いませんが、「無駄」を省くいい方法だと思います。

それでも、高収入(年収360万円以上が高収入とはとても思えませんが)の家庭も無償化するのはおかしいと思う人もいそうですね。それについては、また明日。

続きます。

2014年7月17日木曜日

「5歳児保育料が無償化」と言われていますが・・・

来年度(2015年度)から5歳児の保育料が無償化されるとニュースでやっております。いいことかなと思ったのですが、よく聞いてみれば「年収360万円未満の世帯」という所得制限つきでした。

これ、どーなんでしょうね?

5歳児の保育料にかかわらず、日本で子どもを育てていくには教育費にお金がかかります。それを少なくしていくことは少子化対策としても、家庭の経済状況による教育機会の不平等にを減らすためにも「いいこと」だとは思うんですが、今回の措置には反対です。

この所得制限が年収360万円という数字はなんなんですかね。とってもビミョーな数字だと思うんですよ。5歳児をもつ世帯だとすると30代くらいだと思うのですが、そうすると平均年収のやや下くらいになるでしょうか。そうすると幼稚園・保育園の年長クラスである家庭からは保育料を取り、ある家庭からは取らない・・・

対象は全5歳児の2割だそうですね。例えば20人のクラスで4人くらいが対象ということになります。

保育料を払う/払わないでちょっと年収が高いか、低いかがまる分かりになってしまいます。保育料を現金でやり取りをするわけではないので他人には分からないでしょ、と言う方もいるかとは思いますが、保護者同士で保育料の話が出た時に無償化の対象の人がなにか口ごもってしまう場面が想像できます。

うちは年収低めですよって知られたい人いますか?具体的な制度については報道はなかったのですが、無償化のお金はたぶん幼稚園や保育園に直接払われることになるでしょう。認可保育所の保育料は現在も所得に応じた負担になっていますが、幼稚園は所得に関わらず一定ですよね?それが、この制度になれば幼稚園にも年収が分かってしまうことになります。

だからといって幼稚園の対応が家庭によって違ってくるとは思いませんが、なにかもやもやしたものが私は残ります。年収という扱うのに慎重さがいる情報を知っている人が増えるのはいいことではないでしょう。

続きます。

2014年7月10日木曜日

子育て中の3児の父によるブログ始めます。

わたくし3児の父です。最近いろいろ考えるのです。子育ての事、子育てを通して社会の事。そんなことを少しずつ書いていきたいと思います。