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2017年12月25日月曜日

会社員の副業・兼業に見る夢。それは悪夢にしかならない?

最近のニュースで会社員の副業や兼業を解禁しようっていうことが流れています。経営者の側ではなく、会社員の側からもなんだか歓迎ムードが出てますが、それでいいの?って思います。まぁ私は自営業者ですが。

会社員の副業や兼業を会社員自信が解禁に賛成する理由ってたぶん今の会社の給料にプラスして副業・兼業のお金が入ってくる!やったね、収入増えるって感じなのかもしれませんが本当にそうなりますか?自営業ってそんなに簡単に稼げないよ。

まず第一に副業や兼業をやる時間本当にありますか?仮に今と同じ時間、本業の会社員として働くとしたら副業・兼業をするのは帰宅した後の深夜とか休日とかになるでしょう。残業など長時間労働が問題となっているのにそんな時間ありますか?

2番目の疑問は、会社員の副業や兼業ってどんな仕事を想定しているんでしょうか?いわゆるパートやアルバイトですかね。そしたら時給に換算したら本業の会社員としての時給の方がいいんじゃないですか。残業したら割増賃金が出ますよ。本業より割のいい、あるいは同等のパートやアルバイトってないんじゃないかな。

では今はやりのクラウドソーシングとかでしょうか。でもクラウドソーシングで出ている仕事って時給換算したらまともにやったら最低賃金割るような仕事も多くって。もちろんきちんとした良心的な案件もあるのですが、それを獲得するのは大変だし、それなりのスキルが必要になるでしょう。そのスキルありますか?

仮に会社員として培ったスキルを活かせる仕事を副業・兼業として獲得したしても、それは本業より割がいいですか。もし割のいい案件を副業・兼業として獲得できるほどの能力をお持ちなら本業の会社を変えてステップアップした方がいいかも・・・

結局思うことは、会社員に副業・兼業が解禁されたら、困るのは会社員自身なのでは。

会社員の側から見ないで、会社側からみると副業・兼業ってどうでしょうか。会社は最近の「働き改革」やらで残業を減らすようにプレッシャーをかけられています。じゃあ残業減らしましょう。でも業務は回さなければなりません。その業務を自社の会社員ではなく、外部に業務委託しましょう。で、これを受けるのが副業・兼業を解禁された会社員。

自社の会社員に残業させてやらせると割増の給料を払わないといけません。でも外部に業務委託するならそんな割増は必要ありません。むしろ受注を競争させて買いたたくこともできるかも。残業の少ない「ホワイトな会社」万歳!経費削減もできた。万歳!

これ会社員から見れば、残業代は減るけど、副業・兼業で労働時間は変わらない(むしろ増えるかも)。でも副業・兼業では残業代ほど稼げない・・・ということになってしまいませんか。

笑うのは会社(経営者)。泣くのは会社員。会社員の副業・兼業の解禁で(会社員にとって)悪夢な未来、経営者の悪巧みにほくそ笑む顔しか見えないのですが。どんな未来を夢見て会社員のみなさんは副業・兼業の解禁を考えているのでしょうか。

再度言いますが、私は会社員じゃないんです。自営業としても対して稼げてないですけどね。

2017年10月16日月曜日

枝野幸男立憲民主党代表の応援演説@北海道1区【字幕あり】

先週金曜日に立憲民主党の枝野幸男代表が札幌に来ていました。どんなことを話すのか、何を訴えるのか知りたいと思って聞きに行きました。北海道1区の立憲民主党の道下大樹(みちしたたいき)候補への応援演説です。動画(字幕付き)と全文書き起こしを作成しました。(埋め込み、引用、共有など拡散・利用をしてください)

枝野幸男立憲民主党代表の応援演説@北海道1区【字幕あり】

たくさんのみなさんにお集まりいただき、ありがとうございます。立憲民主党の代表の枝野幸男でございます。
党を立ち上げてまだ10日ほどしか経っておりません。でも多くのみなさんに激励をいただき、本当にありがとうございます。
道下大樹(みちしただいき)さんをはじめとして、本当に短時間でいろいろな思いを乗り越えて、決断して、筋を通して、理念・政策曲げない!その思いで立憲民主党に私を含めて78人この総選挙一緒にたたかってくれています。
是非とも民主党王国、民進党王国だったこの北海道、この北海道1区必ず道下大樹(みちしただいき)小選挙区で勝たせていただきたいお願いを申しあげます。
安倍政権を倒すために、でもこのままでは受け皿がない。民進党は候補者を立てない。おかしいじゃないか、なんとかしろ!枝野立て!多くのみなさんに背中を押していただきました。まっとうな政治を取り戻すために、これまで積み重ねてきた理念政策、それを引き継ぎながらも、さらにクリアーに、さらにピュアに明確に旗を立てさせていただきました。
まずは何と言ってもまっとうな政治。これまでの独りよがりの一握りの人たちで上から国民を押さえつけるようなそんな政治を変えなければいけない。長年積み重ねてきた憲法の解釈を勝手に一方的に、理屈も何もあったものじゃない、変えて押し付ける。安保法制、集団的自衛権、中身も問題だしやり方も問題です。
憲法とは何なのか。権力を持つ人たちに好き勝手やらせたら危ない。だから憲法というルールで縛る。これは19世紀から人類のまともな国ならまっとうなルールとして当たり前の大前提なんです。その憲法を守らない。勝手に自分の都合で解釈を変える。こんなことを許したら、近代国家ではありません。19世紀です。
しかも、多くのみなさんが戦争の犠牲になられた。その犠牲を乗り越えて、その教訓をふまえて、70年間日本は万が一日本が攻められたときだけは国を守るけれども、海外に出て行って戦争はしない。それで今の日本はできあがってきたんじゃないですか。それを勝手に変える。
たしかに北朝鮮の脅威あります。領土領海守らなければなりません。でも、領土領海を守ることを個別的自衛権って言うんです。これは今までの憲法の解釈で認められてきました。本当に北朝鮮の脅威、対応しなきゃならないなら、この個別的自衛権をいかに充実させるか。これがやるべきことなんですよ。日本の領土領海が攻められてもいないのに、軍事力を行使する集団的自衛権は、北朝鮮の脅威とは関係ありません。こんなことで煽って、そして憲法違反の安保法制を作っておいて、その中で自衛隊を憲法に明記したら、憲法違反を後から追認することになってしまうじゃないですか。
こんなやり方を認めてはならない。まっとうな民主主義が、まっとうな民主主義をしっかりと取り戻していきたい。それが、私たちの考え方のまず第一の柱です。
もう1つは暮らしです。強い者ばかりに光を当てる。上からの経済政策をやってきました。確かに株は上がりました。大きな企業で潤っているところはあります。豊かな人をより豊かにして上から引っ張れば、そのうちみなさんのところにも行きますね。5年間待っていました。行きましたか?北海道はみなさんの暮らしはよくなりましたか?
豊かな人をより豊かにして上から引っ張り上げれば、みんながそれにぶら下がって、良くなっていくというのは時代遅れなんです。高度成長の時代は確かにそういうやり方で日本全体が豊かになってきた。でも今は違います。格差が拡大をして 貧困も問題となって、都市と地方の格差、さまざまなこの格差をどう是正をしていくか。これこそが経済を元気にするためにも、日本の社会を・・・ためにも大事な時代になっている。
この間の日本の不況は消費不況です。国内で物が売れないから景気が悪いんです。輸出企業、輸出産業は厳しい中でもがんばっているんです。国内で物が売れないのは、格差が広がれば物売れなくなりますよ。そうでしょう。収入が減ったら、ほとんどの普通の人達は手にした収入の大部分を消費しています。それでもかつかつ。その人たちの収入が減れば、当然のことながら買物したくたって買物できませんから、消費は冷え込みます。
たとえば 年収100万、150万、いつクビになるか分からない非正規雇用。こういう若者まだたくさんいますね。若者の自動車離れが言われています。当たり前です。ローンも組めませんから、そんな若者自動車買いたいとそういう夢さえ持てない。だから物は売れないんです。
いろんなことやらなければいけません。格差を是正し、国内で物が売れる 国内でお金が回るようにしていくためにいろんなことをやらなければなりませんが、いずれにしても下から支えて押し上げる。1つは労働法制、働き方のルールです。働き方改革などと安倍さんは言っていますが、ますます働く人たちの権利を小さくして経営者にとって都合のよい仕組みにしようとしています。経営者にとって都合のよい仕組み、目先の利益にはよいかもしれないけれども、結局、非正規雇用、低賃金、長時間労働。経済も社会もダメにしていきます。むしろ労働法制、規制を強化すべきです。公正公平なルールにもとづいて、ちゃんと働いたら給料がもらえる。働いた分だけちゃんと稼げる。働くというのは 本人が希望すれば基本は正社員。こういうまっとうな社会に戻して行きましょう。このことが社会を下支えして押し上げて、経済も社会も全部を元気にしていくんです。
もう1つは、需要があるのに低賃金であるために人が集まらない。おかしいんです。需要があれば値段は上がって。介護職員、保育士さん、どっちも足りません。重労働、命もかかわる責任が重い仕事。でも低賃金だから介護が不足しているんです。だから保育所が不足をしているんです。需要があるのに低賃金だったら、それで人が集まらないなら、賃金上がるのが当たり前。これがまっとうな経済のしくみです。保育も介護も、あるいは看護師さんもいろんなところ、公的なサービスのところ、予算が足りないから低賃金に抑えられていて、その結果人手不足です。サービスが足りないんです。限られた税金こうしたところにしっかりと回していく。
低賃金の人たちですから増えた給料の分は消費に回ります。そして賃金が上がっていけば、じゃあ厳しい仕事だけど、資格を持っている人はたくさんいますから、じゃあ頑張ってやってみようかと雇用も増えていきます。そして老後の不安や子育ての不安が小さくなって、1つのことで3つも4つもいろんなところに波及効果がいきます。上からではなくて、こうした草の根の暮らしと結びついたところに限られた税金を回して行く。上からではない下からの経済再生を私たちは進めていきたいと思っています。
森友、加計。あまりぐだぐだ言いません。国民に情報をちゃんと公開しろ!国民にちゃんと説明をして説得をしろ!安保法制もそうでしたが、特定機密保護法、共謀罪。共謀罪なんて 大臣自身が何言っているか分からない。法律の中身分かっていない。国民に分かってもらおうとする気すらない。こんな上からの民主主義は、もう時代遅れです。
国民の価値観も多様化しています。都市と地方、高齢者と若者、いろんな立場で意見が多様になっています。上で決めて勝手に言うこと聞け、では社会の不満がたまっていきます。現場の実態とは食い違った政治が重なっていきます。これでは社会全体の力を引き出すことはできません。しっかりと国民に情報を公開して、そして物事を進めていくときには、もちろん一方ではスピードも大事ですが、でも出来うる限り 国民のみなさんに説明をして、できるだけ多くの人たちの納得を得て物事を進めていく。これがまっとうな民主主義です。まっとうな民主主義を取り戻していきましょう。
私たちは民主党、民進党というなかで積み重ねてきた理念・政策、それが今申し上げた通りよりクリアーにしてより明確な旗にして掲げたつもりです。新しい政治の流れをここから作り出していきたい。決意をしています。
おかげさまで多くのみなさんにご期待いただいています。このご期待を力に替えてしっかりと前に進んでいって、そしてアベ政治を変えていく。上からの政治を草の根からの政治へと変えて行く。その大きなエンジンになっていきたいと思っています。
生まれたばかりの政党です。まだ政党ができて投票日22日まで折り返しです。本当に短時間でここまでやってこれたのは、道下大樹(みちしただいき)さん、それを支える北海道の皆さんはじめ、各地でこのままではダメだ、新しい受け皿が、旗がなければいけない。そんな思いで短期間で頑張っていただいたみなさんのおかげですが、結果につなげないと さらに前へと進んで行くことができません。
北海道1区小選挙区で勝つことを私たち計算していますから、みなさん。比例で復活じゃダメですよ。ダメですよ。それじゃ数が足りません。しっかりとこの立憲民主党の一歩、安倍政権を倒し そして近い将来今度はみなさんに期待だけではなくて、信頼をしていただける政権を作ります。
そこに向けた大きな一歩とするためには、横路孝弘先生が長年積み重ねてきてくださったこの地盤のある北海道1区、それをしっかりと引き継いで道下大樹(みちしただいき)さん必ず小選挙区で勝たせて下さい。そのためには、みなさんにさらなるさらなる大きなお力をお貸しいただかなければなりません。まずはみなさん、まだ行っていなければすぐに区役所行って期日前投票してください。そしてまわりの1人でも多くの方に期日前投票行きましょう。道下大樹(みちしただいき)、そして立憲民主党、憲の字が難しければ「民主党」まで書いて下さいね。「民主党」3文字で有効になります。是非みなさんの力を道下大樹(みちしただいき)さんに、立憲民主党にお寄せをいただくことで、私たちが新しい時代を切り開くんじゃない。みなさんと一緒に新しい時代の扉を開く、そのみなさんの力を お貸しをいただきたい。私にはあなたの力が必要です。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。


「下から」というのがキーワードですね。これ派手ではないですが、じわっと温かくなる言葉でした。

2016年12月1日木曜日

北海道大学の芝は誰のものか?

北海道大学が構内の芝への保育園・幼稚園の利用を禁止したことへの波紋が広がっています。
ネット上のニュースのコメント欄や掲示板サイトにしっかりした議論を期待するのは無理なのですが、これに関するいろいろな議論を見ていると、どうもいくつかの大事な視点が抜け落ちているように思えるのです。ということで、事実関係と議論すべき論点をまとめました。

◆北海道大学の芝生に何が起きているの?
まず事実関係です。
・北海道大学のキャンパスは、札幌市中心部に1,776,249㎡におよぶ広大な敷地を有している。
・構内には、まとまった広い芝生があり、これまで誰でもが立ち入りできた。周辺の保育園・幼稚園も利用し、それを大学当局も容認(黙認?)してきた。
・芝の管理に3,000万円かけている。
・数年前から芝生の利用ルールを作るなど管理を強化してきた。
・今年(2016年)になって、中央ローンなどでの保育園・幼稚園での利用に芝生が傷むとして文書で使用中止を求めるなど利用制限を強化した。
・2016年10月の北海道新聞にこれまで利用してきた保育園などが「困惑している」という記事が掲載される。

事実の流れはこうしたところでしょうか。
最後の北海道新聞の記事に対して、いろいろな議論がネット上に出ています。

北海道大学の管理する土地であるから、従うのが当然とする利用制限論。利用料の支払いや芝生の管理への参加を求める条件付き利用容認論。大学という公的機関であること、これまでの伝統により使ってもいいのではとする利用容認論などがあります。

しかし、どの議論も論点がずれているような気がしてならないのです。私が考える論点は2つ。芝生の状態が悪化した理由は何か?これが1つ目の論点です。2つ目は、立ち入り制限することの費用と効果です。それには、北海道大学の社会的責任も含めて考える必要があるということです。

◆芝生の状態が悪化した理由は何か?
大学当局が芝生の利用制限をした理由は、芝生の上を走り回ることで芝生が傷むということでした。確かに、過度な利用は芝を傷めるでしょう。しかし、これまで利用を黙認してきて「今」制限する理由としては説得力が足りない気がします。今も昔も同じような利用があって、同じような影響を芝生に与えていたのであれば、昔はいいと言われていたのに、今はダメと言われるのは「困惑」するのは当然でしょう。

何か変化があったのでしょうか。利用者が増加したことによって容認できない範囲となった、あるいは、これまでは芝生の悪影響を補修する予算があったがコストカットする必要がでてきたのでしょうか。あるいは、温暖化などによって芝生の生育環境が悪くなったのでしょうか。

仮に芝生の状態が悪化していたとして、それは保育園・幼稚園などの利用が原因だったのでしょうか。実は、このことに一番の疑問を持っています。というのは、広くは知られていないとは思いますが、次のようなことを見てきたからです。
・中央ローンには高木が多くたち、北斜面となる場所もあり、芝生の成長にとって環境がよいわけではない。
・数年前に中央ローンの一部で立ち入りを制限して芝生の育成をしていた。
・芝生の育成をしていた場所は、北斜面の樹木の陰にあたる部分だった。
・子どもの利用が多いのは、斜面よりも中央の川沿いの平坦な部分。
・冬期間には、周辺の道路で除雪した雪を中央ローンに押し入れている。そこは当然雪解けが遅くなっている。

芝生の成長を決めるのは、多くの条件が絡んでいると思います。日照や水分、土壌や栄養、利用による圧力…こうした複合的な要因があるわけです。農学部の研究者であるような人間が、十分な根拠を示さずに子どもの利用は影響があるのでNGという発言をするのは、科学的な態度とは言えないように思います。

そもそも、ここ数年の芝生の管理の状況を見ていると芝生の状態の悪化は子どもが原因だったのでしょうか。もともと北斜面で木による日影となるところに毎年除雪した雪を押し入れて雪解けも遅くなり、生育不良となっただけのようにも思います。利用の多い日当たりのよい平坦(やや南斜面)では、生育不良にはなっていないのです。

生育不良だからこそ立入を制限するのだという主張もあるのかもしれません。だとしたら、子どもの利用制限が状況を改善する鍵となるのでしょうか。とりあえず、簡単に規制しやすいことをしただけのようにも見えてしまいます。

この点では、芝生上での火気使用を禁止したのはやむを得なかったのかと思います。学外者を含む利用者が急増し、芝生の状態が悪化したのは事実でしょうし、きちんと経緯が説明されています。

(参考)共用レクレ-ションエリアの廃止について
http://www.facility.hokudai.ac.jp/modules/pico/index.php?content_id=23

ですが、芝生を再生させた後に子どもの利用まで規制するのはいきすぎでしょう。文章を読む限り、芝生を傷めたのはジンギスカンなどの火気を使用した利用です。これをしているのは、決して周辺の保育園や幼稚園ではありません。大人です。

芝生が生育不良となった原因をしっかりと追究し、エビデンス(証拠)に基づいた対策を取らないと、労力の無駄となってしまいます。大学当局、規制を主張する先生は、エビデンスに基づいて発言されているのでしょうか。


◆北海道大学の社会的責任
北海道大学に十分な予算があるわけではありません。先日も人件費を14.4%カットするために、教員の削減を検討していることが報じられています。芝生の管理なんかにお金をかけている予算なんかないというのが本音なのでしょうか。

報道によれは、芝生の管理に3,000万円かけているとのことです。そのうちどのくらいが荒れた芝の回復に使われているのでしょうか。内訳については不明です。しかし、おそらくその多くは、芝刈りと落ち葉の回収に当てられているように思います。春から夏にかけては定期的に芝刈りをしていますし、秋の落葉の季節にはしばしば芝生の上に落ちた落ち葉を回収にまわっています。

芝生の管理全体で3,000万円と聞くと大きな金額ですが、落ち葉の回収などは芝生の状態に関係なく発生する作業です。3,000万円のうち、芝生の回復のためにどの程度の予算が必要だったのかということが分からないと、この金額だけではミスリードな気がします。(報道の際には、ここにも突っ込んで欲しかったのですが・・・)

さらに、子どもへの制限しても管理費用が減らせなかったのであれば、北海道大学の評判を落とすだけで終わってしまいます。(もちろん、子どもの立ち入りを制限することに賛成の人もいます。その人たちにとっては、規制することで北海道大学の評価を下げないでしょう。しかし、評価やイメージが上昇するわけでもないでしょう。)

北海道大学の芝生は、北海道大学のイメージに重要な役割を果たしています。学生、教職員だけでなく、一般市民や観光客にも開放されています。ほとんどのガイドブックにも北海道大学のキャンパスが紹介されていますよね。誰にでも開放することによって、ガイドブックなどにただで掲載してもらっているわけです。そう考えると広告、広報としては年3,000万円なんて安いものと考えられるのではないでしょうか。

一方で、これまで北海道大学が寛容であっただけで、北海道大学が芝生の立ち入りを規制するのは当然だという意見もあるでしょう。あくまでも北海道大学のキャンパス内の芝生は北海道大学の私有地にある、そこの利用をどうするのかは所有者である北海道大学が自由に決めていいと。

この意見は、法律上ではそうかもしれません。私有地上の利用は所有者が決めることができます。ですが、どんな利用の仕方をしてもいいかというと、社会的には認めがたい場合もあるのです。

北海道大学のある場所は、札幌駅から徒歩10分ほどの都心のど真ん中と言ってもいいところにあります。そこに広大なキャンパスがあるのです。市民の立ち入りを拒めば、市民の移動に大きな支障が生じます。都心に広大なキャンパスを置く以上、そこへの立ち入りを認めないと共存できないでしょう。

さらに、中央ローンを流れているサクシュコトニ川という川があります。この川は自然の川ではありません。昔は自然の湧水があって、川の流れがありましたが、今の川の水は札幌市の水道からの放流水を利用しています。なぜ札幌市の水を北海道大学が利用できるのか?それは、中央ローンが開かれた場所であるからです。市民や観光客も利用できる場所であるからこそ、札幌市が水を提供しているのでしょう。

キャンパスをみんなが利用できるということで、北海道大学は都心にキャンパスを置くことができ、市民や観光客はキャンパス内の芝生などの環境を享受できたといえます。WIN-WINの関係です。さらに開放するということは北海道大学にメリットがあるということだけではなく、都心に広大なキャンパスをおく大学としての社会的な責任でもあるのです。

企業に対しては、CSRという企業の社会的責任ということが唱えられています。事業活動を通して社会に貢献するというものです。大学にもそれはあるでしょう。キャンパスの土地の所有者として権利を主張するのであれば、相応の社会的な責任を果たさなければならないでしょう。

◆まとめ
今回の北海道大学の対応は、子どもの利用を制限するだけの根拠を十分に説明できていないと思われます。キャンパスを開放することは、一般の市民だけでなく北海道大学にもメリットをもたらしてきたし、大学として、あるいは土地の所有者としての社会的な責任の果たし方でもあったのです。北海道大学が子どもの利用を制限することでこのバランスが崩れてしまいました。それが多くの波紋と戸惑いを生んでいるのでしょう。

芝生の育成や土地の所有という観点だけから、子どもの利用制限を判断してしまうのは議論が片手落ちです。札幌の街のなかに北海道大学があり、子どもも含む市民とともに生きているという社会のなかでそれぞれの役割や責任を考えていく視点も必要です。

2016年10月3日月曜日

保育園への誤解

ときどき新しい保育園を開設することへの反対運動が報道されています。それによって建設を断念するということもあるようです。建設予定地の周囲の環境、道路事情。設置主体や行政の進めた方など個別の事情については、分かりません。お互いの理解のもとに保育園が歓迎されるといいなとは個人的に思います。

ただ、いくつか保育園への反対意見のなかで、それは保育園では起きないんじゃないかなぁと思う意見も見受けられます。保育園への誤解があるのではとも思います。現役に保育園に通わせている保護者として実態を書きたいと思います。個別の自体への具体的な意見に対してではなく、こんな意見をときどき見るよ、という一般論で書いてみます。

1.保育園を作ると、送迎の保護者が周囲で立ち話をして迷惑?!
はっきり言って、これ大きな誤解です。まったく立ち話をしないかというとゼロではないですが、それはごく短い間。基本的に”こんにちは””さようなら”状態です。

なぜか。保育園に子どもを通わしている保護者は、働いているのです。朝は保育園に子どもを送った後に出勤。夕方は職場を出て、保育園にお迎え、そして帰宅。出勤時間があるので朝は時間がない。夕方も早く帰って夕食そして就寝させたい。保育園に着いてから出るまでに5分とか10分で送り・迎えをしている保護者も多いのでは。

のんびり保護者同士で会話している時間はありません。井戸端会議なんて夢ですね。たまには情報交換するような時間が欲しいと思っているくらいです。確かに「幼稚園」の前を送迎時間にたまに通りかかると保護者が立ち話をしてる光景に出合います。「保育園」ではありえません。

2.保護者の車が暴走する?!
これは前の保護者とは逆のイメージですね。保育園の保護者は忙しい、だから車や自転車もスピードを出して・・・ということでしょうか。

確かに、保育園の保護者忙しいです。出勤時間に間に合わせなければ、早く帰らなければという気持ちがあることは事実です。でもだからと言って運転が乱暴であったり、暴走していたりするわけではありません。

保育園に来る車や自転車には、自分の子どもを乗せています。自分の子どもを危険な目に会わすような運転はしないです。多くの人が良心的な運転をしていると思います。

3.送迎時間に周囲が混雑する?!
もう1つ送迎に関する反対意見に、送迎時間に自転車や車が多数集まるのではという心配があります。ここにも保育園への誤解が含まれているように思います。

保育園にも開園時間が決まっています。多くの園では朝7時から夕方19時までが一般的ではないかと思います。開園時間がこう決まっているからといって、すべての子どもがこの時間ずっといるわけではありません。

登園は7時から10時くらいまで、帰りも17時くらいから19時まで分散しています。始業が早い人、職場が遠い人は早く保育園に来ます。そうではない人は遅めに登園します。帰りもそう。終業が早い人、職場が近い人は早い時間にお迎えに来ます。遅い人は19時ぎりぎりになったりします。幼稚園のように始まる時間、終わる時間が決まっていて、その時間に合わせてみんなが登園すること、終わる時間を待って帰ることはありません。

保護者の仕事の時間に合わせて送り迎えをする。それが保育園です。なので行く時間も買える時間もまちまちです。なので保護者同士でまったく合わない人もいます。例えば120人の保育園だからといって、120人が一気に来ることはありません。ばらばらの時間に来ます。一気に来て混雑することは保育園ではありません。


保育園も園や地域によってさまざまだとは思いますが、上の3点はまずないだろうなと思って書きました。保育園への誤解があったら大変残念なので、すこし実態を紹介してみました。お互いの理解への助けに少しでもなれば。

2016年3月25日金曜日

保育士だって働くママとなる

年度末となりました。子どもが通っている保育園では、毎年保育士がこの時期退職します。卒園する子や退園する子との別れだけではなく、退職する保育士との別れにも毎年涙するのです。

今年は涙するだけではなく、なぜ毎年保育士が辞めていくのか考えてみました。

みなさんは、どんな保育士がなぜ辞めていると思いますか?①イメージと実際の仕事のギャップを感じた入ってすぐの若手?②女性が仕事を続けるときの一番の問題となる結婚や出産?③体力が追いつかなくなるベテラン?

他の保育園のことは分かりませんが、私の子が通っている保育園で退職する保育士の多くは、②の結婚や出産、子どもの小学校への入学などのタイミングで仕事を辞めているのです。保育園歴7年の間にいくつかのパターンがありました。

◆結婚・夫の転勤を機に退職
1つのパターンが結婚してすぐに辞める場合です。専業主婦という選択には、共働きで子を持つ保育園児の保護者にとっては、ちょっと複雑な思いを持ってしまいます。ですが、これには賃金の安さや妊娠出産なども含めた保育士自身の人生設計という面があると思います。

夫の転勤でやむなく・・・という理由もあります。引越し先でまた保育にたずさわって欲しいなと個人的には思いながら見送っています。


◆妊娠・出産を機に退職
もう1つのパターンが妊娠や出産のタイミングで辞める場合です。保育士は、一緒に遊んだり、子どもを抱っこしたりと体力を使う仕事です。妊娠経過のなかで仕事を続けられない場合があります。

また、保育士って当たり前かもしれませんが子どもが好きなんです。その気持ちが自分の子は自分で見ていたいという気持ちに繋がる人もいるようです。こちらの場合も、預けて働いている保育園児の保護者からするとちょっと複雑な気持ちです。


◆保活・小1の壁で退職
こちら妊娠・出産を機に退職と似ているのですが、子どもを持ちながら保育士という仕事を続けるのって大変なところがあります。例えば、朝7時から夜18時まで開園している保育園に勤めていると、朝7時からの勤務もあれば夜18時までの勤務もあります。7時からの勤務に間に合おうとすると7時前から開いている保育園に自分の子は預けなければなりません。夜も同じ。

勤めている保育園によっては、勤務時間を配慮してくれるところもあるかもしれません。でも、遅く出勤して早く退勤する時間帯で働くと、送り迎えの保護者とはまったく顔を合わさないことになってしまいます。また、多くの保育園で保育士に余裕があるわけではないので人員の配置の上でそうした配慮ができない場合もあるようです。

でもね、(保育士の)子どもが保育園に通っている間はまだいいのです。朝7時から預かってくれる保育園は多くあります。しかし、小学校に入ると登校時間は朝8時過ぎです。7時から8時まで朝の1時間子どもを見てくれるところが無くなってしまうのです。

小学校1年生が最後に一人で戸締りをして家を出るというのはちょっと現実的ではありません。私は(保育士ではありませんが)、この朝の1時間の小1の壁のために保育園と小学校と職場が近接するように引越しをしました。それができる人ばかりではありません。子どもを保育園に通うわせながら保育士を続けていても、子どもが小学校に入るところで退職することもあります。


ということで、何年か保育園に通わせていて、毎年辞めていく保育士の姿を見てきました。はっきりと理由を聞いているわけではありません。でも、背景には結婚や妊娠・出産という問題が大きくあるように思います。保育士として数年働いて、いい保育士になってきたなと思ったら、辞めていくということが続いています。新卒で働き始めると結婚、出産がそういうタイミングで来るんですよね。

子どもが大きくなったベテランの保育士は残っています。でも、その次の中堅の保育士が残らないのです。若手として入って、力を付けてきたところで結婚・出産となり辞めていく。保育園に子を預ける保護者にとっても残念でなりませんし、続けられたらと考えながらも辞めざるをえない保育士にとっても苦しい現実です。


今、話題となっている保育士の賃金の低さも仕事を続けられない理由の一つとして当然あるでしょう。でも給与を上げるだけでは問題は解決しないと思います。(もちろん是非給与は上げて欲しいと思っていますよ!)

子育て中の保育士の勤務時間を配慮できるような人員の余裕のある配置、子どもの保育をめぐる小1の壁をなくすことなど労働環境や子育て環境を広く改善していかないと保育士の定着は難しいでしょう。

保育園に通う(通おうとする)子どもたちにとって、預ける保護者にとって、そして保育士にとって、よりよい環境が少しでもできたらいいなと強く思います。

2016年3月24日木曜日

ゲストハウスを作るときにやって欲しいこと

家の近くにゲストハウスができました。ということをネットで調べて初めて知って、なんだかなと思っている次第です。

ことの初めはある家の引越しから始まります。駅に近い、都会の住宅街です。集合住宅もあり、どこにどんな人が住んでいるなんてことは、よく分からない様な土地柄です。この家にどんな人が住んでいたのかなんて交流もなく知りませんでした。

引越しからしばらくして、リフォームを始めました。でも、何か普通のリフォームとは違うんですよ。一般的な工務店がやっているようには見えなかったのです。20代くらいの若い男性が、青や赤が鮮やかなつなぎを着て作業をしているのです。いまどきの工務店はおしゃれな制服でも使っているのかしらくらいに思っていました。

見ていると、また?が浮かんできました。建物の内部では作業をしているんですが、外壁や屋根にはまったく手を付けてないんです。築年数もたった家でしたので、普通の家のリフォームにしては不思議だなと思っていました。

工事のゴミが家の前に残っている状態でしたが、ある日、玄関先に暖簾がかかり、普通の個人のお宅ではないんだと分かりました。

家に帰ってネットを見ると、ゲストハウスのようです。ホームページやFACEBOOKがあり、世界的なネットによる宿泊サイトにも登録されていました。近くに住んでいて、毎日その家の目の前を通っていたのですが、初めてゲストハウスだと分かった次第です。

で、そのホームページやFACEBOOKを見ると、他の所でもゲストハウスのようなものを運営しているようなのですが、どんなところかよく分からないのです。若者が集まってノリがよくやっている風なことは投稿を見れば分かるのですが、運営主体がはっきりしないのです。なんという会社なのか、そもそも会社なのか、法人格はあるのか、事務所がどこにあるのか、などまったく載っていないのです。

そして、ゲストハウスとしての営業が始まりました。ときどき旅行者風の方を見るようになりました。その他にも、運営をしている若者グループとみられる車が前に路上駐車して、複数が集まっていたりすることをたびたび目にすることになりました。騒音があったりとかトラブルがあるわけでもないのですが、何かもやもやしたものを感じます。

で、最近またそこのホームページを見てみると、近くのお店の紹介などが写真入りで載っていました。で、その写真が店内のお客さんの顔がしっかり分かるような写真なのです。他にも、近所の子どもを写した写真もありました。写っている人の許可を取っているんですかね・・・

どんな人たちが何をしているのか分からないところが家の近くにあるというのは気味が悪いものがあります。開業までの経緯やホームページ上の情報のなさ、掲載写真の配慮のなさなど違和感だらけです。

ゲストハウス自体や若者が何かやること自体には、反対もしませんし、むしろ応援したいと思います。しかし、周囲への配慮を是非しっかりしていただきたいと思います。


私だったら、住宅街にゲストハウスを開くならこんなプロセスを踏んで地域に説明すると思います。

1、事前の説明会
町内会などを通して、リフォーム工事の前に地域の方々へ説明します。何人泊まれるどんな施設を作るのか、リフォーム工事の期間などがその内容となります。

2、建物前での告知
リフォーム工事中など開業前に、ゲストハウスを開くことを知らせる看板を立てておきます。もちろん問合せ先や運営主体などの情報を明示しておきます。

3、内覧会
開業前に地域の人向けにゲストハウス内を見学してもらう内覧会を開きます。開催の告知は、建物前に掲示したり、町内会に連絡したりします。



この程度でいいと思います。作ろうとする側にとっても、ものすごく負担となるようなことではないと思います。説明会や内覧会を開きますと言って、ほとんど地域の人が来なくても、それはそれでよし。もしかしたら、何か注文がつくかもしれませんが、出来てしまってからトラブルになるよりずっといいと思いませんか。

ゲストハウスというのは、小規模な宿泊施設で法的にはどこにでも建てられるようです。だからこそ、地域の中に受け入れられるようにちょっとした配慮をお願いいしたいと思います。ゲストハウスの中で交流やコミュニケーションを言うのであれば、その外にも目を向けて地域ともコミュニケーションを取って欲しいと思います。よく分からないというだけで、気味悪く思われてしまうものです。積極的に地域とも交流して応援団を増やしてください。

これからゲストハウスをやろうと考えているみなさん、そして我が家の近くのゲストハウスさん、これを読んだら参考にしていただきたいなと思います。


2015年9月18日金曜日

参加してきました。

もう昨日のことですね。何か参加できるものはないかと思って、「安保法制」に反対する北海道宗教者連絡会の主催する座り込みに参加してきました。座り込み初参加です。

場所は大通西1丁目です。テレビ塔のすぐ南側の北光教会の入り口です。

「一緒に座っていいですか?」と一声かけて座り込みに参加。青空が美しく、風もさわやかで気持ちのいい座り込み日和(?)でした。地球は美しい。きっと世界も変わるでしょう。どんな状況でも諦めることのない、根源的な人への信頼と尽きることのない希望が一番の力となると思っています。

一緒に歌を歌ったりしているうちになんとなく連帯感が生まれてくるのはどうしてでしょうか。あまり時間がなかったので15分ほどで残念ながら後にしました。

座り込みに初めて参加する方へ
・主催者の方へ声をかけて参加しましょう。
・寒い可能性がありますので、暖かい服装も持って行った方がいいと思います。
・何かに勧誘されたりすることはないのでご安心を(当たり前ですが念のため)

安保法制に反対する北海道宗教者連絡会
https://sites.google.com/site/hokkaidoshuukyousha/home

2015年9月17日木曜日

しなやかに

安保法案の行方へが緊迫しています。

反対している私としては、採決できないまま連休に入り、反対運動が盛り上がり、会期切れで廃案となることを望んでいます。与党も強引に通そうとするでしょうから、そうはならないかもしれません。

できることを、しなやかに、粘り強くやっていきたいと思います。そして、どんな結果がでても、あきらめず、腐らず、忘れずに行きます。

できることのまとめにいいサイトがありました。
備忘録としてリンクを張っておきます。

マガジン9
http://www.magazine9.jp/
全国のデモ情報が載っています。(もちろんここに掲載されているものが全てではありません)

りぼん・ぷろじぇくと2015
http://rpj-action.jimdo.com/
何ができるのか、詳しいやり方付きです。国会議員へ声を届けるならこちらのサイトが参考になります。連絡先一覧もあります。

上越中央法律事務所http://j-c-law.com/anpohouseihaian/
こちらも何ができるか詳しく書いてあります。現状分析もあり。



2015年7月21日火曜日

今、自分にできること レベル5

遅まきながら本ブログにも張っておこうと思います。



「アベ政治を許さない」というポスターを掲げる運動です。
https://sites.google.com/site/hisaesawachi/


2015年7月14日火曜日

今、自分にできること レベル3

安保法案に反対する声をどうあげたらいいのか、自分にできることをまとめました。

明日にも衆議院の特別委員会で強行採決されるとの報道もされています。レベル3は国会議員の声を届けることです。特に自分の住んでいる選挙区から選ばれている与党(自民党と公明党)の国会議員に安保法案への反対の声を届けることです。

国会議員は選挙で選ばれます。自分の選挙区の有権者からたくさんの安保法案反対の声をもらったら・・・次の選挙のことが少し心配になり、思いとどまるかもしれません。特に自民党・公明党の議員へ賛成しないでとお願いのメールを送るのが大事な気がします。民主党や共産党などは反対の姿勢なのでこのまま頑張っていただいて(笑)、気持ちを変えたい議員に送った方が効果的な気がします。

◆どんな文面を送ればいいの?
タイトルと内容があれば基本的にOKだと思います。

例えば、
タイトルに、「安保法案を成立させないでください」「安保法案に賛成しないでください」
など内容が分かりやすいものがいいと思います。

本文は私は、なぜ安保法案に反対するのかの投稿内容をアレンジして書きました。

自分とは考えが異なる議員宛に書くので、安保法案に反対していますということをはっきり書くのですが、議員を誹謗中傷したり、言葉づかいが荒くならないように丁寧に書くことが、最低限のマナーだと思います。

名前やメールアドレス、住所などを書く欄が議員によってはあります。どのくらい書くかは各自の判断だと思います。本名を書いて反対意見を書いてもまだ(苦笑)逮捕されたりする世の中ではありません。また、連絡先を書いたからと言って返信が来るわけでもありません。意見を送ってからあまり時間がたっていませんが、返信はいまのところゼロ(自動リプライを除き)です。


◆どこに送ればいいの?
ほとんどの国会議員は意見や要望を入力フォームやメールで受け付けています。ちょっと探すのが面倒でしたが・・・なので北海道選出の衆議院議員の情報をここにまとめます。

私は地元選挙区選出と比例北海道ブロック選出の与党議員、政党、首相官邸に意見を届けました。

■■選挙区選出与党の衆議院議員

■吉川 貴盛(よしかわ たかもり)議員
自由民主党。北海道第2区選出。
問い合わせフォームはこちら。http://tyoshikawa.com/request/form.html

■高木 宏寿(たかぎ ひろひさ)議員
自由民主党。北海道第3区選出。
メールアドレスはこちら。hiro@hirohisa-takagi.jp

■中村 裕之(なかむら ひろゆき)議員
自由民主党。北海道第4区選出。
問い合わせフォームはこちら。http://www.hiro-nakamura.jp/?page_id=18

■伊東 良孝(いとう よしたか)議員
自由民主党。北海道第7区選出。
ネットでの意見の送り先がありませんでした・・・

■堀井 学(ほりい まなぶ)議員
自由民主党。北海道第9区選出。
問い合わせフォームはこちら。http://horiimanabu.jp/inquiry.html

■稲津 久(いなつ ひさし)議員
公明党。北海道第10区選出。
問い合わせフォームはこちら。http://www.inatsu.com/contact/

■中川 郁子(なかがわ ゆうこ)議員
自由民主党。北海道第10区選出。
ホームページすらないようでした。

■武部 新(たけべ あらた)議員
自由民主党。北海道第12区選出。
メールアドレスはこちら。takebe-k@js6.so-net.ne.jp


■■比例北海道ブロックから当選した与党の衆議院議員

■自由民主党:今津 寛(いまず ひろし)議員
今津議員は特別委員会の理事をしています。重要な役割を担っていますので、たくさんの意見を届けたいものです。選挙区は北海道第6区で比例復活当選です。
問い合わせフォームはこちら。http://hiroshi-i.net/?page_id=4473

■自由民主党:前田 一男(まえだ かずお)議員
選挙区は北海道第8区で比例復活当選です。
問い合わせフォームはこちら。http://www.maedakazuo.jp/inquiry/

■自由民主党:渡辺 孝一(わたなべ こういち)議員
選挙区は北海道第10区で比例復活当選です。
メールアドレスはこちら。info@watanabekoichi.jp

■公明党:佐藤 英道(さとう ひでみち)議員
比例単独で当選しています。
意見を送ろうと思ったのですが!ネットでの意見の送り先がありませんでした・・・

以上が北海道から選出されている与党の衆議院議員です。ここに記載のない選挙区・比例選出の議員は民主党など野党の議員です。


■■首相官邸
ご意見募集フォームはこちら。https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html


■■政党

■自由民主党
ご意見募集フォームはこちら。https://ssl.jimin.jp/m/contact

■公明党
ご意見募集フォームはこちら。https://www.komei.or.jp/contact/


一度意見を送ってみてはいかがでしょうか。

今、自分にできること レベル2追加

安保法案に反対するために今できることを考えました。この記事はレベル1の追加です。

安保法案は多くの憲法学者から違憲と言われています。「学者は憲法学者だけではない」と言った方がいたそうですが、憲法学者だけではない多くの分野の学者が安保法案に反対しています。その学者たちの集まりに「安全保障関連法案に反対する学者の会」というのがあります。

「学者の会」という名前が付いているので、市民には関係ない?と思い勝ちかもしれませんが、アピールへの賛同署名を幅広く集めています。学者・研究者は名前や所属を公表して署名することもできます。市民の方の名前は非公表です。

安全保障関連法案に反対する学者の会

アピールへの署名はこちらから

心の中で思っているだけでは、外には伝わりません。自宅やスマホから署名フォームに入力するだけでも立派に声をあげたことになります。私も署名しました。

なぜ安保法案に反対するのか

子どもが生まれてから、自分にとってどうかということよりももっと長い未来、子どもたちにどんな未来、どんな社会を残したいのか考えるようになりました。

安保戦争法案が描く未来にはどうしても賛成できません。どんなに言葉を重ねても、武力に武力で対抗する未来は嫌です。武力で対抗するときに誰が戦場へ行くのか、それは今国会で審議をしている与党の国会議員ではありません。どう考えても、私たちの子どもたちになります。

安心して眠る寝顔を見て、はしゃいで遊ぶ姿を見て、はじける笑顔を見て、ときには声を大きくして怒ったり、いらいらしたり。子育ては、気持ちの上でも体力の上でも全力投球です。

戦争法案によって、子どもたちが誰かに殺されたり、誰かを殺したりするようになって欲しくはありません。誰かに殺されたり、誰かを殺すようになるために、こんなに力を使って子どもを育てているのではないのです。平和で幸せな日々を残したいのです。

安保法案には絶対反対です。そんな思いから記事を投稿しています。

だいぶ前のことですが、2006年のU2の日本公演で見た言葉を思い出します。
”Don't become a monster in order to defeat a monster”
「モンスターを倒すためにモンスターになってはいけない」


2015年6月23日火曜日

今、自分にできること レベル5

安保法制に反対するためにいまできること。本当は、レベル3、レベル4を先に書こうと思っていたのですが、一気にレベル5まで行きます。

レベル5は、街に出て自分の意見を言うこと。ネットニュースでこんな記事を見ました。


「19歳フリーター、デモ初企画 戦争怖くてふるえる 26日札幌」



若者によるデモ行進が今週の金曜日(2015年6月26日)に企画されているようです。ニュースに寄れば、26日午後5時半に大通西8丁目集合のようです。

いいなぁ、行きたいなぁ。そんなに若者じゃないおっさんだけど(苦笑)。でも残念ながら仕事で行けません。情報の拡散だけしておきます。

2015年6月16日火曜日

今、自分にできること レベル2

安保法制におかしいと思っていても、何も言わなければ、このまま成立してしまうかもしれません。子を持つ親として、子どもたちの命にかかわることには声をあげないといけないと思っています。

でも、おかしいと思っても、毎日は忙しいし、やれることは限られていますよね。ということで、簡単な方法を紹介しています。今回はレベル2、インターネット上で1回クリックするよりはレベルが上です。

今回の方法は、オンライン上での署名に賛成する、です。今は、インターネット上にメールアドレスと名前などを記して、賛同の署名をすることができるサイトがあります。そこから署名するという方法です。

今、署名を集めているのは主にこの2つのサイトです。サイトにアクセスして、趣旨を読んで賛同できればメールアドレスと名前、国名、郵便番号を入れるだけです。

「安保法案は『戦争法案』」
https://secure.avaaz.org/jp/ldp_save_peace_constitution_loc/?bHuJjcb&v=60349


「『戦争法案』の審議入りに抗議し、廃案を強く要請します。」
http://urx2.nu/lMF6

私は両方のサイトで署名しました。まだまだ、簡単な方法はあります。次はレベル3です。


今、自分にできること レベル1

安保法制の国会の審議が進んでいます。

子どもたちが誰からも殺されたくはないし、誰かを殺すこともして欲しくない。平和は、こぶしを振り上げることではなく、手を握ることでしかこないと思っています。

子どもを持つ親として、10年後、20年後の日本の姿に大きな責任を負っていると感じています。今は、意見を言うことができない子どもたちの代わりにきちんと意見を言っておかなければいけないと思っています。

今何も言わないと、10年後には何も言えなくなっているでしょう。そして、20年後、30年後に「どうしてあのとき止めなかったの?どうして何も言わなかったの?」と言われるでしょう。

今政権が進める安保法制におかしい、反対と思っていても、どうその気持ちを示したらいいか分からない人もいると思います。声を上げるいろいろな方法を紹介します。

まずは、レベル1です。誰でも、インターネット上でポチっとするだけの方法です。

Yahoo!ニュース意識調査の「安保法案は合憲? 違憲?」で「憲法に違反している」にポチっと投票する。
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/

本当にワンクリックするだけです。それだけでも、あなたの意見を言うことになります。まずは、第1歩です。

次は、レベル2です。(それもすごく簡単ですが・・・)

2015年5月7日木曜日

ごめんねっていったじゃん!!

最近我が家の3歳児がよく言う言葉です。

何か悪いことをして、怒られて、ちょっとむくれながら”ごめんね”と言って、すぐに遊びに行ってしまいます。そして、また同じことを繰り返す・・・ということがあります。本当にダメなことだと分かったんだろうか?と疑問に思うこともしばしばです。その場をやり過ごすために形だけごめんねと言っているようにも思えてしまいます。

で、こっちがその後もそれじゃ”ごめんね”と言ったことにならないよと言うと言い返してくる言葉が”ごめんねっていったじゃん!!”です。う~ん、そう言われるとますます反省していないよね、とこっちは思ってしまいます。

その後の展開は、その言葉にまた怒られ、一度大泣きして(苦笑)、やっと神妙に”ごめんね”をして許してもらうというパターンです。ここまでで「お約束」的な感じもあります。怒ったことを誤魔化そうとしたり、うやむやにしようとしたり、その場をやり過ごそうとしたり、子どももなかなか素直になれない時があるものです。言葉の上では”ごめんね”を言っても、繰り返すと聞いてないでしょ!反省していないでしょ!となります。その時にどうしたものか。子育てって難しいもんです。

大人でも謝るのは難しいものです。そういえば、”ごめんねっていったじゃん!!”というような態度の首相がこの国にはおりましたね。

2015年4月3日金曜日

投票前にきちんと報道されてこそ意味があるのに・・・

統一地方選挙が始まっています。住んでいるところでも、知事選挙・道議会議員選挙、市長選挙・市議会議員選挙と4つも重なっています。

今回の選挙に限ったことではないのですが、投票日の翌日、選挙が終わった途端に立候補者や当選した人の問題点や疑惑が次々と報道されることがあります。なんで、投票終わってから報道するんだよー、知っていたら投票しなかったのにーというような報道もあったりします。

今回は、札幌市長選挙での情報です。先日のYAHOO!ニュース個人で知ったのですが、もっと大きく(少なくとも札幌では)報道されなければならない問題だと思いました。

「生活保護が「遺伝する」「根が腐っている」「大阪はふきだまり」などヘイト発言が問題化した札幌市長選」水島宏明
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20150401-00044424/

この記事です。

自民党推薦の本間奈々候補が、「生活保護は遺伝する」「(生活保護を受けている家庭の子どもは)根が腐る」と発言しています。

発言の問題点については、上記の記事にしっかり書かれていますのでここでは細かく批判はしませんが、事実に基づいておらず、生活保護を受けている家庭の子どもたちを傷つける差別的な発言です。

たまたま私は、YAHOO!ニュース個人を見たので知ることができたのですが、残念なことに札幌のどの新聞・テレビも大きく報じていません。候補者がどのような考え方の持ち主なのか知ってから投票することはとても大切なことなので、是非多くの人に知ってもらい、12日の投票日を迎えたいものです。



2015年4月2日木曜日

「子育て支援新制度」への疑問

新年度から「子育て支援新制度」なるものが始まり、一利用者からすると実態にあってないなぁと思うことが満載です。

その一つ。保育園を利用できる時間数が、保護者の就労時間により一日8時間の短時間利用と一日11時間の標準時間利用に分かれました。で、それぞれ何時から何時まで使えるのかということが問題です。

保育所の基本的な開所時間は、7時から18時までです。これだと11時間です。標準時間利用の認定をもらった人はこの間は使えます。もちろん、これまでもどの家庭も7時に保育園に来ているわけではなく、保護者の仕事の時間により朝7時に来る家庭もあれば、9時ごろ来る家庭もあります。

一方で、今回の新制度で短時間利用の認定を受けた家庭ですが・・・札幌市の場合、保育所によって違いはあるのですが、多いのが8時から16時までは利用できるという制限がかかってしまいます。これで、8時間だからいいでしょっていう理屈何ですが変じゃありませんか。

例え短い就労時間でも、朝早い勤務の人もいれば、夕方に勤務する人もいるそういう家庭の事情はこれでは考慮されなくなってしまいます。どうなっているんでしょうね?

同じ保育所に標準時間利用の子どもと短時間利用の子どもがいるとこんなことも想像できます。保育所にも運動会や発表会がある園があります。そういうところだと、運動会前などは子どもたちも頑張って練習をするのです。鉄棒の前回りだとか逆上がりだとか・・・できない子は、帰る時間ぎりぎりまで練習しています。みんながまだ練習しているときに短時間利用だから君は帰って、ということになりはしませんか。

短時間利用という枠を設けることで保育所の利用時間を制限し、いかに安く保育所を運営するかということを考えたようにしか思えません。「子育て支援新制度」は子どものことを中心に考えられた制度なのでしょうか・・・?

2015年1月21日水曜日

「泣く力」 私たちはどれだけ泣いているだろうか

調べものをしていて出会った言葉に感銘を受けました。話したのは、カトリックの教皇フランシスコ。古い言葉ではなく先日フィリピンで話した言葉です。私はキリスト者ではないのですが、キリスト教的な考えを持っていなくても心に響きました。

「今日の世界には泣く力が欠けています。疎外された弱い人たちは泣いていますが、別に困窮していない人々は泣くことを知りません。人生のある種の現実は、涙に洗われた目でないと見ることができません。」

出典:バチカン放送局「『泣くことを学ぶ』『貧しい人々に教えられる』ことの大切さ、教皇、フィリピンの若者たちに」http://urx2.nu/grDd

以前ストリートチルドレンだったという代表の少女の「子どもたちがなぜ苦しまないといけないのか」という言葉への答えの一部です。

考えさせられました。考えさせられたというのは2つあって、1つはこの言葉の意味、内容です。私には解説するだけの力もありませんし、この言葉を使って世間や政治に向かって”あなたは泣いているのか?” と迫るのもこの言葉の受け取り方として少し違う気がします。どれだけ泣いているだろうかと、自分自身の胸に問いかけることが大切な気がします。

もう1つの考えさせられたことは、この言葉が現在の社会に存在する問題への「答え」としてカトリックがきちんと応答していることです。結婚式や葬式などの儀式を彩るものでも、個人の内面の問題だけでもない、社会の問題に答えるものとして宗教があることをあらためて認識しました。それをきちんと行っているカトリックと、キリスト者ではない私を感動させた分かりやすく、深い言葉を話される教皇フランシスコを尊敬し、同時にカトリックを少しうらやましく思いました。

2014年12月16日火曜日

「子育て世代」としての不安

選挙が終わりました。

終わってから思うこと。終わってからでは遅いということ。

政府の政権のあり方で、私や子どもの生活に影響が出てくることって多いのです。それは、消費税や景気ばかりではありません。保育園をはじめとする子育て支援制度のこと、学校での教育内容のこと。今だけではなく、10年後、20年後自分の子どもたちにどんな世界を残すのか、どうやったら幸せな世界をつくることができるのか、考えています。

10年後、20年後に子どもたちから「なんで今の世界はこうなってるの?」「その時お父さんは何をしたの?」と聞かれたときに答えられるように声を出して行きたいと思います。