2015年1月7日水曜日

『サンタクロースがすねちゃった』 こんな本読んでいます。

我が家では、年明けの昨日もクリスマスの絵本が絶賛読み続けられています(笑)。3歳長男が選んだ本がこれ『サンタクロースがすねちゃった』です。

ふとしたことから新聞に「サンタクロースはいない」と載ってしまいます。それをみんなが信じてしまい、サンタクロースへのプレゼントのお願いは激減。サンタクロースはすねてしまい、クリスマスに「みなみたいへいよう」で休暇を取ることにしてしまいました。それを知った、男の子クルトはサンタクロースを探しに「みなみたいへいよう」に向かいます・・・

絵本の中にサンタクロースがいないと新聞に書いてあると知った子どもたちの会話に「バカなこというなよ」というのがあるのですが、子どもたちは絵本の中のセリフを使ってと普段使えない(使うと怒られる)言葉を言って楽しんでいます(苦笑)。

何気なく言ったことが大きく新聞に載ってしまったり、サンタクロースがすねちゃったり、信じないで探しに行く男の子がいたりと、どの登場人物も人間くさくそしていきいきとしています。だよね、と共感を持ちながら読み進めることができる絵本です。私もみなみたいへように休暇に行きたいなぁ(笑)

残念ながら出版社がなくなり現在絶版になっているようです。

勝手におすすめ度 ★★★★☆

『サンタクロースがすねちゃった』ウテ・クラウゼ(ドイツ)作・絵、祐学社(1986年)、絶版

0 件のコメント:

コメントを投稿