2015年1月13日火曜日

『うみの100かいだてのいえ』 こんな本読んでいます。

3歳長男の選んできた本です。「100かいだてのいえ」シリーズの3作目です。1作目の『100かいだてのいえ』は読んだことがあって気に入っていたのですが、おやと思うストーリーでした。

船の上で女の子に抱っこされていた着せ替え人形のテンちゃん海の中に落っこちてしまいます。沈んでいくうちにテンちゃんの着ていた服やカバンが脱げていってしまい、海の100階建ての家のなかに吸い込まれていきます。100階建の家の中には10階ごとに違う生き物が住んでいて、テンちゃんの持ち物を使ってしまっています。テンちゃんは、それぞれの生き物と持ち物を交換していきます。全部のものを見つけることができるでしょうか、そして船の上に戻ることができるでしょうか・・・

読んだときの子どもの感想です。「みんな、いじわるだよねぇ」。どの生き物もテンちゃんの持ち物を使ってしまい、返してくれないのです。それぞれ素敵なものと交換してくれるのですが・・・ということで、「いじわるだよねぇ」という感想につながったのでした。絵も細かく見ていくと楽しくて、いい絵本なのですが少しすっきりしないものを残してしましました。

勝手におすすめ度 ★★☆☆☆

『うみの100かいだてのいえ』いわいとしお作・絵、偕成社(2014年)

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