2015年5月19日火曜日

物の貸し借りはトラブルのもとです。 by担任の先生

小学1年生の一番上の子の話です。

4月の最初の懇談会で、担任の先生がこんなことを言っていました。「子ども同士での物の貸し借りはトラブルのもとです。忘れ物をしても、友だちから借りないで先生に言うように指導しています。」ということでした。その時は、ふんふんと聞き流していたのですが・・・「トラブル」というほどではないのですが、早くも物の貸し借りはいけないよねということが起きてしまいました。

ある日、帰って翌日の用意を一緒にしていたときのことです。筆箱の中を見ると、昨日入れたはずの油性ペンがありません。プリントに油性ペンを持たせてくださいと書いてあったので、昨日入れてあげたはずなのですが・・・本人に聞くと、「○○ちゃんが貸してって言うから貸してあげた」とのこと。その後、返してもらうのを忘れて家に帰ってきたようです。明日ちゃんと返してもらいなさい、今度から貸し借りはしないでね。と話をしました。

で、翌日油性ペンはちゃんと返ってきました。それは、よかったのですが・・・別の問題が発生しました。自分の筆箱を児童会館で3年生の子に触られて、鉛筆を差すところがばねになっていて動くようになっていたのですが、そこが折れてしましました。

聞くと本人は、その場で「お母さんに直してもらうからいいよ」と言ったそうです。プラスチックの軸が折れてしまっていて直せませんでした。

貸し借りはしなように伝えた昨日の今日の話です。油性ペンがなかったり筆箱を使わせたりすることに本人はそれほど嫌だとか、そういう気持ちはないようです。家では、下の子たちにおもちゃを貸してあげたり、ときにはおやつを分けてあげたりととてもいいお姉ちゃんなのですが・・・その優しさというか気前のよさが今回はちょっと裏目に出ていると思います。

本人が気にしていないなら貸してあげるのはいいんじゃないかと思う人もいるかもしれません。が、実際に壊れてしまったり、ペン先がつぶれて返ってくると、このままでは回りの子からいいように使われてしまうし、何よりいざ本人が使おうとした時に使えなくなってしまいます。他の子が使ってなくなったり、壊れたからと言って、次々に新しいものを与えるわけにもいきません。

ということで、いい機会と思いしっかり話して聞かせることにしました。でも、本人があまり気にしていないと意外と難しいものです。どう言ったかはまた次の記事で。

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