2015年5月20日水曜日

ものを大事にすること

昨日の記事の続きです。

2日連続して自分の持ち物を小学校で友だちに貸して、無くしてきたり壊されてしまった小1の一番上の子です。本人は、あまり気にしていないようなのですが、一度ちゃんと言っておかないと思い言って聞かせることにしました。

伝えたことは・・・
お父さん・お母さんは、本人が使うために文房具などを用意しているということ。
それは自分で大事に使って欲しいということ。
貸して無くなったり、壊れたら自分では使えなくなってしまうということ。
友だちが使うものは、友だちのお父さん・お母さんが用意しているということ。
友だちが必要でその友だちが持っていなかったら、自分が貸さずに先生に言うように言うこと。

そんなことを話しました。怒るということではなく、何があったのか聞いていき、壊れたらどうするの?と気持ちを聞きながら静かにこっちの気持ちを伝えるように話しました。途中から静かに涙を流して聞いていました。

「友だち」と書きましたが、本当は友だちではないんですよね。まだ小学校に入って1か月少ししか経っていませんし。上級生の中には新しい1年生の持ち物を触りたい子もいるようです。仲良く一緒に使ったということでもなく、いいように使われてなくされたり、壊されたりというのが実際のように思います。

というわけで、自分の持ち物をきちんと管理して大事に扱ってくれるといいのですが。小学校での様子が見えないだけに難しいですね。

2015年5月19日火曜日

物の貸し借りはトラブルのもとです。 by担任の先生

小学1年生の一番上の子の話です。

4月の最初の懇談会で、担任の先生がこんなことを言っていました。「子ども同士での物の貸し借りはトラブルのもとです。忘れ物をしても、友だちから借りないで先生に言うように指導しています。」ということでした。その時は、ふんふんと聞き流していたのですが・・・「トラブル」というほどではないのですが、早くも物の貸し借りはいけないよねということが起きてしまいました。

ある日、帰って翌日の用意を一緒にしていたときのことです。筆箱の中を見ると、昨日入れたはずの油性ペンがありません。プリントに油性ペンを持たせてくださいと書いてあったので、昨日入れてあげたはずなのですが・・・本人に聞くと、「○○ちゃんが貸してって言うから貸してあげた」とのこと。その後、返してもらうのを忘れて家に帰ってきたようです。明日ちゃんと返してもらいなさい、今度から貸し借りはしないでね。と話をしました。

で、翌日油性ペンはちゃんと返ってきました。それは、よかったのですが・・・別の問題が発生しました。自分の筆箱を児童会館で3年生の子に触られて、鉛筆を差すところがばねになっていて動くようになっていたのですが、そこが折れてしましました。

聞くと本人は、その場で「お母さんに直してもらうからいいよ」と言ったそうです。プラスチックの軸が折れてしまっていて直せませんでした。

貸し借りはしなように伝えた昨日の今日の話です。油性ペンがなかったり筆箱を使わせたりすることに本人はそれほど嫌だとか、そういう気持ちはないようです。家では、下の子たちにおもちゃを貸してあげたり、ときにはおやつを分けてあげたりととてもいいお姉ちゃんなのですが・・・その優しさというか気前のよさが今回はちょっと裏目に出ていると思います。

本人が気にしていないなら貸してあげるのはいいんじゃないかと思う人もいるかもしれません。が、実際に壊れてしまったり、ペン先がつぶれて返ってくると、このままでは回りの子からいいように使われてしまうし、何よりいざ本人が使おうとした時に使えなくなってしまいます。他の子が使ってなくなったり、壊れたからと言って、次々に新しいものを与えるわけにもいきません。

ということで、いい機会と思いしっかり話して聞かせることにしました。でも、本人があまり気にしていないと意外と難しいものです。どう言ったかはまた次の記事で。

2015年5月7日木曜日

ごめんねっていったじゃん!!

最近我が家の3歳児がよく言う言葉です。

何か悪いことをして、怒られて、ちょっとむくれながら”ごめんね”と言って、すぐに遊びに行ってしまいます。そして、また同じことを繰り返す・・・ということがあります。本当にダメなことだと分かったんだろうか?と疑問に思うこともしばしばです。その場をやり過ごすために形だけごめんねと言っているようにも思えてしまいます。

で、こっちがその後もそれじゃ”ごめんね”と言ったことにならないよと言うと言い返してくる言葉が”ごめんねっていったじゃん!!”です。う~ん、そう言われるとますます反省していないよね、とこっちは思ってしまいます。

その後の展開は、その言葉にまた怒られ、一度大泣きして(苦笑)、やっと神妙に”ごめんね”をして許してもらうというパターンです。ここまでで「お約束」的な感じもあります。怒ったことを誤魔化そうとしたり、うやむやにしようとしたり、その場をやり過ごそうとしたり、子どももなかなか素直になれない時があるものです。言葉の上では”ごめんね”を言っても、繰り返すと聞いてないでしょ!反省していないでしょ!となります。その時にどうしたものか。子育てって難しいもんです。

大人でも謝るのは難しいものです。そういえば、”ごめんねっていったじゃん!!”というような態度の首相がこの国にはおりましたね。

2015年5月1日金曜日

「小1の壁」を乗り越える!? 2

一番上の子が4月から小1に。「小1の壁」として存在した保育園に預けられる時間と小学校の登校時間の1時間のズレをどう解消したのか・・・という話の続きです。

選択肢は、4つでした。

選択肢1。早朝1時間1人で留守番。
保育園に通う下の子と両親が6時50分に出て、登園時間までの1時間を1人で留守番をして小学校に行く。行く時間をちゃんと自分で理解して用意する、ストーブなどの火の始末、鍵をかける、小学校へ行く・・・かなりハードルは高そうです。

選択肢2。早朝1時間ファミサポに預かってもらう。
ファミサポとは言っても提供してくれる人がいないと始まりません。家に近くて早朝預かってくれる人なんて・・・これもいませんでした。

選択肢3。下の子の保育園を転園する。
下の子は2人います。2人揃って空きがある保育園なんてありません。別々の保育園になればさらに送り迎えに時間がかかってしまいます。また、家の近くの保育園に転園したところで、出勤時間は決まっているので、やはり登校時間までは両親とも家にいることはできません。問題解決にならない選択肢でした。

選択肢3。職場と保育園の近くに引越しする。
これだと朝家を出る時間を遅くできます。身軽な(?)賃貸住宅に住んでいますので、引越しすることはできます。

「小1の壁」の現実的な乗り越え方は我が家の場合、引越し!だったのでした。ということで、引っ越しました。1か月経ってみて、引越してなんとか時間のやり繰りができています。

現在は、家を出るのは7時20分。保育園まで10分かかります。ここからは同じですが、7時30分に保育園に着き用意をして、7時50分に職場へ。一番上の子も保育園までは一緒に来てもらいます。で、そこから小学校へ。引越し前とは小学校も変わり、保育園から15分ほどで着きます。8時過ぎと少し早目に着きますが、1時間1人で留守番するよりはいいでしょう。

おじいちゃん・おばあちゃんが近くに住んでいれば見てもらうこともできるのでしょうが、我が家はそういう環境にないので、解決には引越ししかなかったのでした。

「小1の壁」恐るべし。

入学してからも、小学校って共働きの家に対応していないなと思うことが次々あったのですがそれはまたの機会に。