2017年11月22日水曜日

リアル・ドクターGだな。2回目の診察

健康診断で肺に影が見つかり「肺がんかも」と言われ、総合病院へ精密検査へ。そこでなんと結核かもって言われちゃいました。

前回の投稿の続きです。

結局前回の診察から1週間、結核ですという電話はかかって来ませんでした。ですので、翌週に予定通り診察へ。

診察前に検査はなく、ほぼ予約の時間に診察室に。まず、痰の検査と血液検査の結果からです。

「結核かもと言いましたが、痰から結核菌はでませんでした。でも、他の菌が検出されています。これは治しましょう」

「腫瘍マーカーも3つ(CEA、シフラ、ProGRP)調べたのですが、そのうち1つが高いです。(どれがどれくらいという詳しい説明はなし)でも、数値が高いからと言って癌というわけでもないし、数値が低いから癌ではないというわけでもありません。癌の可能性は低いと思いますよ」

前回の検査ではっきりしたことはこの2つ。痰から細菌が出た。腫瘍マーカーの1つが高い。

もんもんとしていたのでいろいろ聞いてみました
Q健康診断のときと1回目の診察のときで画像に変化あった?
A少し薄くなっているようにも見えるけど、ほとんど変化なし。

Q結核ではない?
A痰に出ていないだけで、結核の可能性もある。

ということで、細菌をやっつける抗生物質を飲んでまず治療。これが肺の影の原因だったら、薬を飲んだら影は薄くなるはずです。もしならなかったら・・・「そのときは、気管支鏡検査とPET検査をしてみましょう」と先生。って先生、癌の可能性は低いとは言っていましたけど、PET検査って癌かどうか調べるのでは・・・と気分が少し重たくなりました。

7月中旬にひいた風邪から咳と痰が続いていたので、細菌感染だけではこんなに続かないと思うのですがと先生。まだ他の原因も疑っているようです。肺の影の原因ははっきりしないんですねーとぼやくとまだ診察始めて1週間2回目ですからねとやんわりたしなめられてしまいました。

そうですよね、直接見えない肺の中の病気を見ようとしているのですから。ドクターGという症例から病気を特定していくバラエティがあるのですが、今進行しているのがまさにそれなんですね。すぐに原因はこれって断言してくれるとそのときは安心かもしれないけど、時間はかかってもいろんな可能性をしっかり考えて特定してくれた方が信頼できます。結核かどうかという緊急性がある病気、肺がんかどうかという見逃してはいけない病気の可能性を念頭におきながら検査をオーダーしているんだなと思いました。

この日は薬を飲む前の胸部X線を撮って終了。次回の診察は2週間後です。そのときに再度胸部X線を撮って判定です。CTにするか少し迷っていましたが、CTは被爆が多いので結局X線ということに。

2週間後影が消えているといいのですが・・・

妻へ報告すると、原因が分からなかったことに不安になっているよう。他の病院も行ってみたらとも言うのですが、本人はこの状況に納得しているので困っちゃいますね。心配してくれているのは分かるのですが。他の病院に行ったらまたゼロから検査し直しだし、説明に納得しているからと伝えました。

1週間抗生物質を飲んで
咳止めなども一緒に飲んだので、劇的に咳はでなくなりました。が、完全に治ったかというともうちょっとという感じも。気にし過ぎかなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿