2017年11月30日木曜日

1周回って再び結核疑惑

不健康ブログと化しています。検診で肺に影が見つかって精密検査と治療に行っています。この前に3回目の診察でした。

前回の診察で、痰から細菌が出ているので抗生物質を出しましょう、とのことで1週間薬を飲みました。で、3回目の診察で良くなっているかを検査。本人としては、咳が多少収まり、軽快してきていると感じていたのですが・・・まさかの、胸部レントゲンも血液検査の炎症の数値も悪化・・・肺炎のようなもやもやとした白い影が肺の下側に広がっていました。

先生によると症状と検査結果からすると肺炎と考えて矛盾ないそうです。なのですが、抗生物質が効いていないようです。ということで、肺に炎症を起こす怖い病気は結核。ということで再び結核疑惑が再燃です。

初回の検査では痰からは結核菌は出ていないのですが、検査で出なかったは「いない」ということではないのでこの日に痰を取って再検査。結核菌が出たら電話しますと言われましたが、前回はどきどきしましたが、今回も結核菌はでないだろ~と思って気分は軽く。

しかし、肺の影が結核が原因なら痰に結核菌が出る前に治して欲しいところです。痰に菌が出るのを排菌といい人にうつしてしまうので入院になってしまうようなんです。これは絶対に避けたい。

次回の診察は2週間後。それまで、経過観察です。ねぇなんか治療しなくていいの?って感じですが、痰が出るという話をしたら去痰薬のカルボシステインを処方されただけ。次回の診察時に再度CTです。次回良くなっていないと気管支鏡で肺を洗って菌を調べましょうとさらっと言っていましたが、これも苦しそうだから是非避けたい。自分の免疫で頑張るしかないのかな。

今回の診察代約13,000円。前回の痰の検査に追加の検査をしたらしく、高額に。

次回聞いておくことのメモ
初回の診察で調べた結核菌特異的インターフェロン-γ産生能の結果
肺下部のもやもやと右上の結節影の関係

2017年11月22日水曜日

リアル・ドクターGだな。2回目の診察

健康診断で肺に影が見つかり「肺がんかも」と言われ、総合病院へ精密検査へ。そこでなんと結核かもって言われちゃいました。

前回の投稿の続きです。

結局前回の診察から1週間、結核ですという電話はかかって来ませんでした。ですので、翌週に予定通り診察へ。

診察前に検査はなく、ほぼ予約の時間に診察室に。まず、痰の検査と血液検査の結果からです。

「結核かもと言いましたが、痰から結核菌はでませんでした。でも、他の菌が検出されています。これは治しましょう」

「腫瘍マーカーも3つ(CEA、シフラ、ProGRP)調べたのですが、そのうち1つが高いです。(どれがどれくらいという詳しい説明はなし)でも、数値が高いからと言って癌というわけでもないし、数値が低いから癌ではないというわけでもありません。癌の可能性は低いと思いますよ」

前回の検査ではっきりしたことはこの2つ。痰から細菌が出た。腫瘍マーカーの1つが高い。

もんもんとしていたのでいろいろ聞いてみました
Q健康診断のときと1回目の診察のときで画像に変化あった?
A少し薄くなっているようにも見えるけど、ほとんど変化なし。

Q結核ではない?
A痰に出ていないだけで、結核の可能性もある。

ということで、細菌をやっつける抗生物質を飲んでまず治療。これが肺の影の原因だったら、薬を飲んだら影は薄くなるはずです。もしならなかったら・・・「そのときは、気管支鏡検査とPET検査をしてみましょう」と先生。って先生、癌の可能性は低いとは言っていましたけど、PET検査って癌かどうか調べるのでは・・・と気分が少し重たくなりました。

7月中旬にひいた風邪から咳と痰が続いていたので、細菌感染だけではこんなに続かないと思うのですがと先生。まだ他の原因も疑っているようです。肺の影の原因ははっきりしないんですねーとぼやくとまだ診察始めて1週間2回目ですからねとやんわりたしなめられてしまいました。

そうですよね、直接見えない肺の中の病気を見ようとしているのですから。ドクターGという症例から病気を特定していくバラエティがあるのですが、今進行しているのがまさにそれなんですね。すぐに原因はこれって断言してくれるとそのときは安心かもしれないけど、時間はかかってもいろんな可能性をしっかり考えて特定してくれた方が信頼できます。結核かどうかという緊急性がある病気、肺がんかどうかという見逃してはいけない病気の可能性を念頭におきながら検査をオーダーしているんだなと思いました。

この日は薬を飲む前の胸部X線を撮って終了。次回の診察は2週間後です。そのときに再度胸部X線を撮って判定です。CTにするか少し迷っていましたが、CTは被爆が多いので結局X線ということに。

2週間後影が消えているといいのですが・・・

妻へ報告すると、原因が分からなかったことに不安になっているよう。他の病院も行ってみたらとも言うのですが、本人はこの状況に納得しているので困っちゃいますね。心配してくれているのは分かるのですが。他の病院に行ったらまたゼロから検査し直しだし、説明に納得しているからと伝えました。

1週間抗生物質を飲んで
咳止めなども一緒に飲んだので、劇的に咳はでなくなりました。が、完全に治ったかというともうちょっとという感じも。気にし過ぎかなぁ。

2017年11月7日火曜日

不安な夜に・・・ 健康診断で肺の結節影が見つかった

健康診断の胸部X線で異常が見つかってしまいました。経過を書きましょう。

健康診断を受診したのは9月末。いろいろあって実は5年ぶりくらいの健康診断でした。空腹とバリュウムに耐え、最後に医師の問診。やけに丁寧に聴診器を胸に当てるなと思ったのです。すると「これまで胸部X線で何か指摘されたことはありますか?」との質問。

実はこのとき胸部X線に異常がでる心あたりがあったのです。2か月以上前の7月中旬、急に声がでなくなったのです。のどに来る風邪でも引いたのだと思っていました。その後、だんだん悪化し激しく咳き込むように。でも熱は出ず、咳だけで病院に行くのもなぁと思っていると数週間して次第に咳もおさまってきました。でも、しつこくしつこく9月になっても続いていたのです。

なので、この質問はある程度予想していたというか、軽い肺炎でしょ、風邪こじらせただけなんだし、というくらいに思って、咳がひどく出ていたんですよね、と返したところ・・・

「炎症の跡の可能性もありますが、悪ければ肺がん」との医師の答え。やや、健康診断で「肺がん」ってまさか言われるとは思っていませんでした。必ず精密検査を受けてくださいねと念を押されこの日は帰宅。

まだ30代(ぎりぎり)だし、喫煙歴もないし「肺がん」ってことはないでしょ、と思っていました。が、気になってネットを調べると肺がんの初期症状に長引く咳や痰って・・・まさに自分のことではないか!と衝撃を受けました。咳の原因は風邪をこじらせたんではなくって、肺がんってこと??

一度気になってしまうと、調べずにはいられない。ネットの闇(?笑)です。肺がん患者さんのブログを見たり、情報サイト見たりして、肺がんなら咳とか痰とかが出るようになっている時点で相当進んでいるなと勝手に想像力を膨らまし涙ぐんだりしていました。すぐにでも病院に行くのがいいのかとも思いましたが、とりあえず健診結果が送られてくるのを待つことに。

で、正式な健診結果が出てきたのが10月中旬。胸部所見に結節影あり、「要専門医受診」
となっています。これを持って呼吸器内科のある総合病院を受診。10月も終わりに近付いておりました。診察前の問診表を書くと、健康診断での画像を貰ってきてくださいということで、検査も診察もなく最初の日は終了。健康診断の画像と病院で撮る画像を見比べる必要があるんだそうで。

えーっと思いながら(これは病院へというより、健康診断を受けたセンターへです。再検査の流れとかは当然知っているのだろうから、最初から画像くれればいいのに・・・)、健康診断の際の画像の入手を手配。3日後くらいにもらいに行きました(本当は買うんですけどね。600円くらいでした。)

で、健康診断のときの画像をもらったら受診の予約してあげるからねって言っていた総合病院の受診を予約。初めて総合病院に行ってから2週間後に予約が採れました。

で昨日がその日。総合病院へ。

CTとX線撮るので早く来てくださいねということで朝一の病院に向かいます。まず胸部X線を撮影。人生初CTも撮影。ただ、ぐでっと寝ているだけですけどね。CTはX線よりも息を止めている時間が長いんですね。で、診察を待ちます。

検査終了から診察まで1時間以上待ちました。肺がんって言われたら、妻にどう言おうか、子どもへのフォローをどうするか、仕事をどうするかなどぐるぐる考えながら待っていました。

ようやく診察室へ。医師から聞かれた質問はまず、「家族に病気の人いますか?結核とか?」・・・これにはまったく予想していなかったので頭のなかに??が浮かびます。医師によると「病院で撮ったX線にも同じところに結節影があります、CTではそのほかにも小さな病変がもやもやっと写ってます。何か病気がないとこういうのは写らないです。影像を見る限りでは癌ぽくはないです(癌ではないとは言ってない)。感染症=結核が強く疑われます。血液検査と痰の検査を追加しますね。結核なら今日中に連絡します。」

診察室を出たら、看護師からマスクを渡され、パーテーションで仕切られた向こうへソフトに隔離される自分。いや、結核って。それは考えてなかったわ。あわててスマホで「結核」を検索。2か月入院、6か月服薬が標準のよう。最近接触のある人たちも検査が必要になるらしい・・・この3か月くらいに相当な人数に会っているので、どうなるんだ?と思っていると検査室へ。

検査室は人払いされ誰もいないようになっていました。看護師さんもエプロン+マスクで厳重に防備。採血は4~5本。痰を取る検査も吸入をしたらケロッと大きめの痰がでました。

検査というか採血と痰を取って終了。受診初日のお会計は、約12,000円。めっちゃ高いわ。クレジットカードで払えてよかった。朝一で病院に行って、帰りは12時になっていました。

妻には、ラインで診察結果を送りました。結核で入院となったら後のこと(保育園へのお迎えとか)を頼まないといけないのでね。折り返し電話がかかってきて、「結核なの~?くっくっ」となぜか笑われちゃいました。肺がんかも、結核で長期入院で迷惑かけると思って気持ちが下がっていたので、この笑いには救われました。ありがとう妻よ。

いつ電話がかかってくるかも分からず、結核かもしれないというので外出は控え自宅で仕事。片付けておかなきゃと思うもあまり進まず。どきどきしてちらちら電話を見ていましたが・・・夜になっても電話はかかって来ず!!結核ではなかったってことかな?長い午後でした・・・

じゃあ何なんだ!胸にある影はー?? ← 今ここ。
不安は続く。来週の診察で少しはっきりするのかな。