2015年4月30日木曜日

「小1の壁」を乗り越える!? 1

一番上の子が4月から小学生になりました。長くお世話になった保育園は卒園です。小学生になったのですが、やはりありました「小1の壁」・・・

保育園と小学校と何が一番の違うのか。それは、保育園と小学校+学童との預かり時間の差です。自治体によって違うとは思いますが、札幌市の場合です。

保育園は、基本8時から18時まで。延長で、朝は7時から、夜は19時まで。フルに使えば朝7時から夜19時までの12時間使える計算です。

小学校の場合、登校時間が8時15分からです。小学校1年生は2時頃には授業が終わっているようです。その後は、小学校内にある児童会館に行きます。そこが、基本は18時まで。延長で19時までです。

こう見ると大きな違いがないようですが、実は朝の時間が違います。保育園は7時から、小学校は8時15分からなのです。実は、この朝の1時間15分が大きいのです。

我が家の場合、家と職場のほぼ中間に保育園があります。家から保育園まで40分、保育園でいろいろな準備をするのに20分くらいはかかります。保育園を出て職場までまた40分・・・始業は8時半ですので、逆算していくと保育園は7時50分に出ます。とすると、保育園には7時30分に着いていないといけません。ということは、家を出るのは6時50分になります。3月まで、毎日6時50分に家を出ていました。

で、一番上の子が小学校に行き始めるとどうなるかというと・・・下の子はこれまで通り保育園に通います。ということは両親と下の子は6時50分に家をでます。小学校の登校時間は8時15分からです。家からは15分くらいで小学校には着いてしまいます。となると、一番上の子が家を出るのは8時です。ところが・・・両親と下の子は6時50分に家を出てしまうのです。むむ・・・1時間ちょっと小学1年生が朝留守番をし、鍵をかけて出ていくのか・・・冬はストーブなど火元もあります。ちょっと心配です。

帰りもお迎え先が小学校と保育園の2つになると、お迎えの時間が19時ギリギリになりそうでした。

我が家ではこの朝の時間の違いが一番の「小1の壁」でした。選択肢はいくつか、ちょっと心配だけど1人でお留守番して、時間になったら小学校に行くという選択肢が1つ。2番目の選択肢は、朝どこかファミサポなどで預かってもらうという選択肢です。3番目は下の子が自宅近くの保育園に転園するという選択肢です。4番目が保育園と職場に近いところへ引越しをするという選択肢です・・・

さぁどうする!?我が家の選択は次の記事で。


2015年4月3日金曜日

投票前にきちんと報道されてこそ意味があるのに・・・

統一地方選挙が始まっています。住んでいるところでも、知事選挙・道議会議員選挙、市長選挙・市議会議員選挙と4つも重なっています。

今回の選挙に限ったことではないのですが、投票日の翌日、選挙が終わった途端に立候補者や当選した人の問題点や疑惑が次々と報道されることがあります。なんで、投票終わってから報道するんだよー、知っていたら投票しなかったのにーというような報道もあったりします。

今回は、札幌市長選挙での情報です。先日のYAHOO!ニュース個人で知ったのですが、もっと大きく(少なくとも札幌では)報道されなければならない問題だと思いました。

「生活保護が「遺伝する」「根が腐っている」「大阪はふきだまり」などヘイト発言が問題化した札幌市長選」水島宏明
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20150401-00044424/

この記事です。

自民党推薦の本間奈々候補が、「生活保護は遺伝する」「(生活保護を受けている家庭の子どもは)根が腐る」と発言しています。

発言の問題点については、上記の記事にしっかり書かれていますのでここでは細かく批判はしませんが、事実に基づいておらず、生活保護を受けている家庭の子どもたちを傷つける差別的な発言です。

たまたま私は、YAHOO!ニュース個人を見たので知ることができたのですが、残念なことに札幌のどの新聞・テレビも大きく報じていません。候補者がどのような考え方の持ち主なのか知ってから投票することはとても大切なことなので、是非多くの人に知ってもらい、12日の投票日を迎えたいものです。



2015年4月2日木曜日

「子育て支援新制度」への疑問

新年度から「子育て支援新制度」なるものが始まり、一利用者からすると実態にあってないなぁと思うことが満載です。

その一つ。保育園を利用できる時間数が、保護者の就労時間により一日8時間の短時間利用と一日11時間の標準時間利用に分かれました。で、それぞれ何時から何時まで使えるのかということが問題です。

保育所の基本的な開所時間は、7時から18時までです。これだと11時間です。標準時間利用の認定をもらった人はこの間は使えます。もちろん、これまでもどの家庭も7時に保育園に来ているわけではなく、保護者の仕事の時間により朝7時に来る家庭もあれば、9時ごろ来る家庭もあります。

一方で、今回の新制度で短時間利用の認定を受けた家庭ですが・・・札幌市の場合、保育所によって違いはあるのですが、多いのが8時から16時までは利用できるという制限がかかってしまいます。これで、8時間だからいいでしょっていう理屈何ですが変じゃありませんか。

例え短い就労時間でも、朝早い勤務の人もいれば、夕方に勤務する人もいるそういう家庭の事情はこれでは考慮されなくなってしまいます。どうなっているんでしょうね?

同じ保育所に標準時間利用の子どもと短時間利用の子どもがいるとこんなことも想像できます。保育所にも運動会や発表会がある園があります。そういうところだと、運動会前などは子どもたちも頑張って練習をするのです。鉄棒の前回りだとか逆上がりだとか・・・できない子は、帰る時間ぎりぎりまで練習しています。みんながまだ練習しているときに短時間利用だから君は帰って、ということになりはしませんか。

短時間利用という枠を設けることで保育所の利用時間を制限し、いかに安く保育所を運営するかということを考えたようにしか思えません。「子育て支援新制度」は子どものことを中心に考えられた制度なのでしょうか・・・?